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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第30話 温泉旅行
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温泉旅館〜
「はい〜 ご予約のあった御剣さんですね?お待ちしておりました。どうぞこちらへ…」
女将さんが迎え入れてくれた。 営業スマイルだと思えるが、とても良い笑顔で迎えてくれた為、コチラとしても本当に気分が良い。
『どうもありがとう』
一通り旅館の設備・時間帯の説明を受けていた。部屋は 旅館2Fの隅。そして……良い景色の見える部屋だ。そこで、その部屋でのんびりしていた。
『あの温泉発言マジだったの? っとか、御子神に言われそうだけど、オレはマジなんだよな。……温泉好き! たまらんです〜』
感じのいい旅館で、女将さんも雰囲気がいい感じで、全てが心地よい。癒されるとはこの事だろう。
『日雇いバイトしてお金貯めて……何度か、此処にきたいな。ああ、御子神や不敗に金借りるってのも……。 それに、ここのところ、復活したばっかなのに戦ってばかりだから、たまには良いよな〜こういうのも! さあ 温泉温泉♪』
ジャックは、旅館の部屋へと向かい、早速支度をする。浴衣に着替え この旅館の自慢である露天風呂へと向かった。
?温泉旅館・露天風呂?
湯気、そして吹き抜ける心地よい風、香り……全てが完璧だ。
良い湯だな〜〜〜♪と言う歌が聞こえてきそうな程に。
『いや… 自分で言う、歌う。はぁ〜 良い湯だな〜♪ってな。 ……はぁ、星空が綺麗だ』
ここは山の中腹にある温泉旅館だ。だからこそ、昼は山の緑、眺め最高♪時期によれば紅葉も見れるとか。そして、勿論夜は星空最高。なのだ。
温泉の効力を説明している立札を確認。肩こり〜云々は、在り来りだと思えるが、これはやはり変わらない。……疲れがお湯の中に溶けて行くような幸せ。感覚。
ジャックは、その全てを満喫していたその時だった。
「お…! お…なしく… さ…ぐな!」
何やら夜の山の中で不穏な気配と話し声が聞こえてきた。
『んん……!? ……
人
(
妖
)
が折角良い気分で温泉に入ってたのにブチ壊すのは誰だよ』
口では 文句を言ってるが、直ぐに表情を引き締め直した。喧騒に混じって伝わってくる、感じてくるモノがあるからだ。
『………これ、 妖気だ。 ……なら、知らんふりする訳にははいかんか…。 御子神にも言ってあるし、ある程度何とかはしておかないと』
まだまだ、満喫したりないのだが、とりあえず、さっさと片付けてまたは入ろう、と考え直すジャック、湯舟から離れる時は、まだ、名残惜しかったが早々に温泉を上がり声がした方へと向かった。
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