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零から始める恋の方法
友達
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・。なんかつまんなーい・・・」


 「そうですか?格好いいじゃないですか!」


 「・・・雪菜ちゃんさっきからあの人のことばっかりだね」


 「そ、そんなことありませんよ!ほら、また決まりました!キャーキャー!!」


 上本さんって上手なんだなー・・・。
 私もちょっとはできるけど、多分勝てないんだろーなー・・・。
 きっと吹っ飛ばされちゃうんだろーなー・・・。
 格好いいなあ・・・。


 「・・・完全にもう・・・ね・・・」


 「何か言いました?」


 「いや・・・別に・・・」









 「楽しかったですねー!」


 「そうだねー。どこに入ろうか悩むよねー・・・」


 「今日行ったところ以外にもいろいろあるみたいですね。それに、今週はずっと見学シーズンらしいですよ」


 「へー・・・。雪菜ちゃんはどこか決まった?」


 「いえ・・・まだ・・・」


 「・・・サッカー部のマネージャーとか」


 「!?」


 ど・・・どうしてそうなるの!?
 わ・・・私は別に・・・上本さんなんて・・・。
 って、なんでそこで上本さんが出てくるの!?


 「あ・・・あうぅ・・・」


 「ご・・・ごめんね・・・。そういうわけじゃ・・・」


 「はうぅ・・・大丈夫です・・・大丈夫ですからー・・・」


 うぅ・・・なんか頭混乱してきた・・・。
 今日は帰ってねよ・・・。








 翌朝。
 今日は何の問題もなく学校につけた。
 流石私、それでこそ私。


 「おはよー。今日は早いんだねー」


 話しかけてきたのは利英さんだ。
 おとなしく席で本を読んでいる様は結構・・・くるものがある。
 長い髪やスカートを限界まで長くしてあるところから清楚さが漂ってくる。
 これはラブレターが入ってたんじゃないかしら。


 「そうですね。今日は迷いませんでしたから。ところで、利英さんってかわいいですよね」


 「ふぇ!?ちょ・・・そんなことないって・・・。雪菜ちゃんのほうがかわいいよ!」


 ・・・かわいい。
 この反応はちょっと癖になりそうだ。


 「そんなことありませんってー・・・。ほら、ほっぺただってぷにぷにじゃないですか」


 「や・・・!やめてよー・・・。む・・・怒るよー・・・」


 因みに利英さんは結構小柄だ。
 だから・・・綺麗というより、かわいいというのがぴったりくる。
 これ・・・欲しいなあ・・・。


 そうこうしてきゃっきゃうふふしてたらもう授業だ。
 相変わらず生物の授業で解剖はしな
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