入学式
[4/4]
[9]前 最初 [2]次話
「えーと・・・それだけですか?」
「あ、一応ご飯もあるよー」
「・・・お腹すかないんですか?」
「海苔は最強の食べ物なんだよー」
そう言って、バリバリと海苔を食べ始める利英さん。
海苔の欠片制服に落ちてるし・・・。
なんか・・・さっきと雰囲気違うなー・・・。
「・・・さっきはありがとうございました」
「んー?気にしなくていいよー。それより海苔食べる?」
「あ、じゃあ一枚だけ・・・」
・・・海苔だ。
味付け海苔とか韓国の里香と思ったらふつうのノリだった。
あ、でも微妙に醤油っぽい味が・・・。
「それはしょうゆにつけて、ドライヤーで乾かした奴だよー。何とかうまくいってよかったよー」
何やってるんだろう、この人は。
とにかく、この利英さんというちょっと変わった人が私の最初のお友達だった。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ