第四章
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そんな将軍様を見てです、親当さんは言うのでした。
「退屈はしておりませんな」
「退屈?そんなことをする暇はないわ」
到底というのです。
「一休をどう出し抜こうか考えておるとな」
「まあよいことですな」
「さて、一休よ見ておるのじゃ」
本当に楽しそうに言う将軍様でした。
「次は御主でもどうにもならぬぞ」
「さて、どうなるか」
三日後御所で見事に地団駄を踏む将軍様がいました、ですがもう将軍様は退屈していたことは完全に忘れていました、それは一休さんと出会ってからそうなったことは言うまでもありません。
一休さんの頓智 完
2015・5・18
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