第一章
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
そのPー61に乗るアーサー=エリック少尉とミッキー=クローリー伍長を集めてだった。
そのうえでだ、彼はその青い目を持っている彫の深い顔でだ、短く刈った硬い金髪に手をやりつつ言った。
「俺達が出撃してだ」
「それで、ですね」
「ドイツの連中に一泡食わせるんですね」
「そうなった」
こう二人に話すのだった。
「今夜から暴れるぞ」
「そのリミットは」
クローリーはその黒い目を光らせてブロッサムに問うた。
「何時までですか?」
「晴れるまでだ」
「昼に、ですね」
「そうだ、昼に晴れて普通に出撃出来たらな」
「俺達はお役御免ですか」
「そういうことだ、わかったな」
「よくわかりました」
その浅黒い、白人の顔だがいささかそうなっている顔をにやりとさせてだ、クローリーは答えた。見れば髪は赤茶色だ。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ