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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第96話 白銀と漆黒の挟撃
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れは左手に現れたもう一つの剣。
リズベット武具店でリズに作ってもらった、リズ本人もキリト自身も認める最高の剣で斬り裂いたのだ。
それは闇を払う剣《ダーク・リパルサー》悪魔相手にはうってつけの剣。
“ずごんっっ!!!剣での攻撃とは思えない程重い攻撃 二重に交錯した衝撃は凄まじく……、そして悪魔の後方からの衝撃であった為、青眼の悪魔は防御も叶わなかった。
「ぐがあああっ!!!!」
青眼の悪魔は、俯せに倒れ伏すのを辛うじて踏ん張り、キリトの方へ振り向こうとしたが。
「……させるかよ!!」
好機と視たリュウキがそれをさせなかった。極長剣を突きの構えで携えた。
「ぐるっっ!!」
青眼の悪魔も嫌な予感が走ったのか、キリトの方へ向くのを反射的に止めていた。
「行くぞキリト!!」
「おおぉ!!!」
リュウキには、キリトの姿は青眼の悪魔に隔たれている為視る事は出来ない。だが、キリトは絶対にこの悪魔の背後に居る筈だ。例え、視えてなくても確信が出来た。
それは、キリトも同じであり、リュウキの事を最大級に信頼しているから迷うこと無く、そして同時にソード・スキルを合わせる事が出来たのだ。
「ディザスター……」
「スターバースト……」
悪魔を挟む、白銀と漆黒の挟撃。それは正に白銀の雷と漆黒い雷、それが交差するような瞬間だった。
「ライトッ!!」
「ストリームッ!!」
リュウキのは《極長剣》の上位スキル。
それはダメージも勿論見込めるが、どうしても溜めに時間がかかりすぎる。その時間を与えたのが、キリトの二刀の衝撃だった。
突きを人体で言うの四肢と急所、各部位に殆ど同時に5連?を叩き込むそのスキル。それは、長モノである極長剣最大・最速のラッシュ。そして、攻撃が成功すれば、出血の付与は勿論、全パラメータダウンの効果つきのかなり優秀なスキルだ。
設定では、敵に与えられる攻撃は、合計では5連撃。その筈だが……そのラッシュは明らかに限界を超えた動きだった。正に突きの壁と言えるものだろう。
そして、キリトのスキルは、《二刀流》の上位スキル。
両手に剣を持ちそれは連撃数にして片手直剣を大きく上回るのだ。そして、盾を持てなくなると言うリスクはあるものの、その攻撃力は片手剣を大きく上回る。そして、そのエクストラスキルである二刀流の上位スキル《スターバースト・ストリーム》それは16もの連撃。キリトも絶叫しながら左右の剣を次々と叩き込み続けた。そして、視界のがあまりの速度に灼熱し最早敵の姿以外は何も見えない。全身のアドレナリンが駆け巡り、そして視界が赤く染まる。まるで、レッド・アウトを起こしたかの様にだった。
『限界を超えて……速度をもっと上げろ! も
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