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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第93話 遭遇 風林火山と解放軍
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ていた。
「へへっ! さっきの仕返しだ! コラァ リュウキっ! てめぇもだぞ!」
クラインは、ガーーッと吼え、今度は飛び掛るように来るが、リュウキは軽く華麗に避ける。
「それについては、妙な事を言うお前が悪い」
そう言って一蹴した。クラインの伸ばした手は掠りすらしない……。そして、そうはっきり言われてしまえば、クラインは言い返せないようだった。
「くぅ〜〜!! あんな、鈍感君だったリュウキが、こ〜〜んな美人を〜〜!!」
クラインは、捕らえられない事もそうだし、レイナと結婚したこともそう、心底悔しそうにしていたが……。最後には、笑っていた。
最後の笑み、それは嫉妬の類ではなく、祝福の笑いだった。
「まっ、可愛いリュウキには、可愛い嫁さんが似合うってことかよ……。あーあ、良いな〜ちくしょうっ!」
捨て台詞とも取れない言葉を笑いながら言っていた。だけど 当然だが、リュウキは、クラインのそのセリフ、それだけは受け流せられない。
「っ! ……誰が可愛い……だっ!」
リュウキは思わず反論と同時に。
ドゴンッ!!と、リュウキの拳がクラインの左頬にヒットした。それは、かなりのスピードらしく、気づいたら 殴られてた?って錯覚するほど。だけど、流石にHPを削るわけにはいかないから、ヒットの刹那のタイミングで力を抜き、殆ど寸止めの状態だ。でも、ノックバックは結構するみたいで。
「ぐほっ!!!」
その衝撃でクラインを再びKOしてしまったリュウキだった。
「おおぃ! そっちで色々する前にこいつら抑えてくれよ! クラインっ!!」
キリトはキリトで、踏まれた後、殆ど暴動と化してしまった風林火山のメンバーを抑えていた。リュウキとクラインが言い合っているけれど、他のメンバーはまだ、レイナとアスナに釘付けだその様子を見ていたアスナとレイナは、もう流石にガマンできなかったのか、体を折りながら、くっくっと笑い始めた。
「やー ほんとに仲良いんだね?」
レイナも普段は見られない2人の姿を見てそう思ったようだ。アスナと共に笑っていた。
「んで!どう言う事だよ!結婚してるリュウキは兎も角、なんで殆どソロのお前が!」
クラインは、キリトをひっ捕まえてそう聞く。耳元で言っているようだが、如何せん声がでかいからまる聞こえだ。それを聞いたアスナは一歩前に出て。
「どうも、こんにちは!私達は暫くパーティを組むのでよろしく!」
「よろしく!」
アスナと、そしてレイナも出てきてまるでシンクロしているようにそう言っていた。それは良く通る声だ。キリト自身は今日だけだと思っていたようで、その暫くと言う単語に仰天しているようだ。リュウキはリュウキで、事前にどうや
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