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放課後

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in屋上


貴 「うぐっ…ヒクッ…」

鳴海は屋上で泣いていた。

貴 「そろそろ帰ろう、疲れちゃった」

鳴海は立ち上がった。

貴 「テニス部…不二が居ない?」

男子テニス部テニスコートには不二の姿が無かった。

貴 「……まさか」

鳴海はオズオズとフレンドリィ教室に向かった。

ガラッ

ガタッ

貴 「!?」

鳴海の思ってた通りフレンドリィに不二が居た。

貴 「部活、行きなよ(違う、こんな事が言いたいんじゃ…)」

不 「鳴海…ごめんね、僕…」

ロッカーから荷物を取ってる鳴海の後ろに立った。

貴 「『ごめんね』って言う程自分が間違ってるって思ってるの?」

不 「それはっ…!」

鳴海は不二と向き合った。

貴 「本当に不二は俺の事が好きなの?…そして不二は…俺の何を知ってるの?」

不 「!?僕は…」

不二は怖じ気づいた。

貴 「ごめんなさい、俺は不二の事を
…異性として好きなのか同姓として好きなのかまだ分からない

だから…ごめんなさい、でも、こんな俺を好きになってくれてありがとう」

鳴海は気まずくそっぽを向いた。

不 「っ///(こんなフラれ方も悪くないかな、クスッ)」

ポンッ

貴 「え…」

不二は鳴海の頭に手を置いた。

不 「鳴海は優しいね、そんな優しいフリ方、納得しない訳にはいかないよ((苦笑」

貴 「別に優しくない、帰る」

鳴海は鞄を持った。

不 「じゃあ帰ろっか^^」

貴 「うん…って部活は?」

鳴海は足を止めた。

不 「一日位、良いでしょ?」

不二は鳴海の手を引いた。

貴 「勝手にしろ(まぁ、良いかな///)」


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