『Mirror』
[8]前話 [2]次話
僕には僕が何人も居る
陰と陽が
交われば現る僕
理性と本能が
交われば現る僕
殺意に満ちた僕と
平静で居られる僕
どちらも本当の僕
其の交差点と境界線
僕にも解らない
だからいつも突然現る
滲んだ深紅も
零れた漆黒も
僕自身が洗う
色褪せない感情を
僕は極彩色で紛らわす
色褪せない哀しみを
僕は闇夜の光で紛らわす
瞬くミラーボールの元で
瞬く間に移り変わる
そんな景色の中で...
出逢わなければ
良かったなんて...
そんなこと
欠片も想わないよ
けれど願うのは
違った形で
出逢いたかった
必ず別れのない道で...
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ