マブラヴ
1042話
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分けて包丁で切っていく。
中が半生の状態のアワビは酷く食欲をそそる。
アワビの定番といえば、やっぱり刺身だろう。コリコリとした食感はアワビならではのものだ。
だがそのコリコリとしたアワビも、こうして火を通すと驚く程に柔らかくなる。
個人的には刺身も好きだが、こうして火を通したのも負けないくらいに好きだ。
ああ、ちなみに取ってきたアワビは全部こうして火に掛けている訳ではない。半分程は四葉が刺身にして、肝醤油を用意してくれている。
勿論料理に関しては俺が取ってきたものだけではない。四葉が調理していた焼きそばやバーベキューといったものから、カレーにラーメンといったものまで存在している。
……一瞬、海の家か? と思った俺は悪くない筈だ。
勿論かき氷やアイス、冷えたジュースやらお茶といった品々も存在しており、技術班が作った冷蔵庫や冷凍庫の中に入って砂浜に置かれている。
ちなみにこの冷蔵庫や冷凍庫、動力源は何を隠そうMS用のバッテリーを改造したものを使っていたりする。
いやまぁ、確かにMS関係のバッテリーは色々と効率がいい……良すぎるものだから、使い勝手はいいんだけどな。まさか家電製品にMS用のバッテリーを使うとは思わなかった。
アグニのようなビーム兵器すら撃てるエネルギー容量のバッテリーだ。当然冷蔵庫や冷凍庫といった家電製品に使えば、年単位……下手をすれば十数年、数十年単位で使える代物となる。
もしかして、これって色々とやっちゃったんじゃないか?
そんな風にも思うが、ホワイトスター内でだけ使うという事にしておけば、一応は問題ないか? ないと思おう。
下手に輸出すれば、その世界の家電メーカーが色々な意味で被害を受けて、下手をすれば経済全体にも影響しかねない代物だが。
それに関しては取りあえず横に置いておいて、いよいよ本格的にバーベキューが開始される。
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