暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第82話 夢の初めに
[2/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
みてくれてないのかな……。とも思ってた……」
レイナが思い出したのはその事だった様だ。
「……ん?? なぜだ? レイナはどう見ても女の子だろう? そんな事は無いぞ? それは初めからな」
リュウキはリュウキでいたって普通にそう返す。流石はリュウキ君だ。 初めは結構気にしていたレイナだったんだけど、もう口元に手を当てながら笑っていた。もう、いい思い出になっていたのだ。
「……あ、だけどな……」
リュウキは ふぅ……っと息を吐くと続けた。
「……最初にレイナが言っていた事だが、その考えと真逆だよ。あの時 異性との付き合いは殆ど無かった。どう接すれば良いのかも判らなかった…。だからあの時の事は、戸惑ったりする理由とかもはっきり判ってなかったんだ。ほら、確か あの時は アルゴと鉢合わせした事もあったよな?」
「わぁぁっ!!!! それは思い出さなくていいよっ!! っと言うより、思い出さないでっっ!!」
レイナはブンブン手を振りながら頭の上に、漫画であれば浮かんでいるであろう回想を消去!! するように、リュウキの頭上の回想を削除させた。
何せ、あの時は 確かお風呂上がりに鉢合わせしてしまったのだから。……あの時、アルゴにバスルームに入ってこられなくて良かったとも思えているが。服はちゃんと着ていたし。
「ははは……。ん?」
リュウキは、何かを思い出したようにレイナの方を見た。
「な……なに?」
リュウキは何か判ったような表情をしている。レイナにとっては、嫌な予感しかしない。そして、数秒後……考えに間違いはなかった台詞がきた。
「そういえば……、あの時、アルゴが言ってた『よろしく ヤッテル』って言うのは、この事n「だめーーー!!」ッッ!!」
レイナは素早くリュウキの口を右手でふさいだ。
「もがっ……。」
その速度はまさしく閃光……、気がついたら手で口を抑えられていたって感じるほどだ。もしかしたら、この時、閃光を……光速を超えたのかもしれなかった。ステータス以上、
敏捷値
(
AGI
)
以上の速度なのだから。
その後、レイナは、はっ!!っとして、離してくれた。
リュウキは息が出来てなかったから。でも そこは百戦錬磨のリュウキ。息を止めるなんて10分は楽勝で できる自信があるようだ。……んな無茶な。って思うが彼はやっちゃいますから、軽くスルーしてください。
そして、レイナの表情は真っ赤だ。
リュウキは少し考える。息を止めていた時も、ずっと考えていた。レイナが慌ててとめていると言う事は……。
「……と言う事は間違いないのか?」
そう聞いた。でも、レイナからは返答はない。
「だ、だから〜〜〜ッッ///」
レイナはまたまた
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ