暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第81話 信じて、信じられて
[3/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
リュウキは対照的にしっかりとそう答えていた。その表情はいつものリュウキだ。頼りになって……そして、とても安心できる。
「リュウキ君……」
レイナは心の底から 嬉しかった。はっきりとそう言ってくれた事を、姉の前でもはっきりと言ってくれた事を。
「あははっ、ほんと、おあついね〜!」
アスナは笑顔で祝福をしていた。雨降りの日もあった。暗く、空を厚く、黒い雲が覆っていた日もあった。そんな空も、すっかりと晴れたんだ。 ……2人はカップルになれたんだから。
「おっお姉ちゃんも! 今日はキリト君としっかりねっ!! 次はお姉ちゃんとキリト君の番だよっっ!」
「えっっ!!」
アスナはピクッ!っと反応した。
今日、リズの店でまた装備を整えに行ってる事、レイナは知っていたんだ。まさかの返しに アスナは思わず動揺をしてしまった様だ。
「……うん? そうだったのか? アスナは」
そして、リュウキは勿論知らなかった。自分がレイナを想う気持ちは 理解出来た様だけれど、その鈍感力はま〜〜ったく変わってないようだから。
「う……うん。まだ、一方通行っぽいけど……」
アスナはちょっと複雑な表情をしていた。隠したりせずに、言えると言う事は、彼女も心をはっきりと決めたんだろう。
「ガンバっだよっ! 私もリュウキ君も! 応援してるからね!」
「……そうだな。でも キリトなら大丈夫……じゃないのかな。あまり無責任な事は言えないが」
リュウキも笑顔でそう言っていた。ソロが多い……と言うか基本的に自分と同じソロのキリトだけど、多分……と。
「も、も〜///」
アスナは照れっぱなしだった。
いつの間にか自分がしてやられているんだから、やっぱり この手の事は 妹のレイナの方が一枚上手みたいだ。いつものレイナに、戻ってくれた。それも凄く嬉しい。してやられる事、それは凄く恥ずかしいけれど、それでも良い。
レイナは皆を笑顔にさせてくれるんだから。
その後は……レイナの言うとおりアスナは家を出た。
今日は多分帰れないから!っと一言だけ残して、その後はレイナに軽くウインクをしていた。どうやら……気を使ってくれたようなのだ。レイナは、アスナがあからさまだったから……顔を赤くしていたけれど。凄く感謝もしていた。
「リュウキ君」
「……ん?」
ソファに座っていたリュウキをレイナは呼んだ。
「えっと! 出来たよっ! さぁ座って座って!」
笑顔でテーブルへと招待した。リュウキはそれに応え、椅子に座った。レイナは、今日は腕を振るった!との事だ。そのテーブルの上に広がっているのは、沢山の料理。様々な種類の料理だ。どれも簡易でできるようなものじゃない。あの良質だと評
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ