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今日も登校して教室についた途端女子達につかまりあれやこれやと化粧や髪まで遊ばれて
先生が入ってきた。
「よーし。HRはじめんぞぉって
そこの席って義良木の席じゃなかったか?」
と言われて。
「あの、僕は義良木です・・・。」
僕は下を向きながら応えた。
「いやぁ、べっぴんさんが座ってたから
誰かと思ったよ!ははっ!」
と笑われ
周りもその発言と共に笑ってHRが終わった。
授業の始まる間の休み時間にトイレに行き化粧を落としていると
最初からいた男子が僕に
「馨ちゃーん俺と付き合ってよ(笑)(笑)」
と冗談半分に言うので
「やめてください。」
とはっきり言うと、相手はカッとなって
拳を振り上げてきた。それに驚き動揺して動かくなく必死の思いで身を守る大勢をつくったら
“パシッ”
「え?」
拳を受け止める音がしてゆっくりと見上げたら
そこにいたのは親友の京冶だった。
「お前が告ったのに振られた腹いせに殴るのはどうかとおもうぜ?」
そう言ったら相手は
「ちっ」
といいながらその場を去って行った。
「大丈夫か?」
と京冶が僕の頬に手を当て心配そうに
見つめてくる。
僕は顔がカァっと頬が熱くなるのがわかって
真っ赤になっている事もわかった。
「だ、大丈夫だよ」
と俯きながらも必死にこたえた
「なら、よかった」
京冶は安心した顔で僕に笑顔で
頭を撫でてくれた。
その、手は僕に落ち着きをくれて
安心や癒しを与えてくれた。
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