第三章
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に祖父に話していた、朝食の場で。
「先生がな」
「馬鹿なことをしたからだ」
祖父は忌々しげに言っていた。
「そうなったんだ」
「そうだよ、本当に」
「身体の血を抜かれてだな」
「凄い顔で死んでたらしいよ」
「やっぱりあれだな」
「磯女だね」
「絶対にな」
こんな話をだ、二人でしていた。彼が居間に来ると二人で彼に言って来た。
「話は聞いたな」
「先生死んだからな」
「言ったな、だからな」
「ここでは夜の海には気をつけないと駄目なんだ」
「うん・・・・・・」
彼も確かな、だが恐怖を感じつつ頷いた。そしてだった。
学校に行くとこの話で持ちきりだった、皆口々に言っていた。
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