マブラヴ
1041話
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た神楽坂が、俺とスレイを様子を見て近づいてくる。
ちなみに、神楽坂は超包子でバイトをしている関係上、スレイを含めてシャドウミラーの面々とは当然顔見知りだ。
「ああ、四葉が料理を始めたけど、足りなくなりそうだから食材の追加にな」
「あー、さっきからいい匂いがしていると思ったら」
チラチラと匂いのしてきている方……大勢の人が集まっている方に視線を向けて告げる神楽坂に、思わず口を開く。
「ここはいいから、気になるなら行ってこい」
元々神楽坂は超包子でバイトをしているだけあって、四葉の料理の腕をこれでもかとばかりに知っている。特に賄い食とかは、色々な意味で神楽坂の胃を掴んでいるのだろう。事実……
「え? そう? じゃあ、行ってくるわね。このか、刹那さん、私達も向こうに行きましょ!」
そう告げ、2人の腕を強引に引っ張りながら去って行く神楽坂。
外見だけで見れば、十分に大人の女と表現してもいいのに……精神年齢の方はまだまだ子供だな。
そう判断し、何故か苦笑を浮かべているスレイと共に岩の方へと向かう。
「よし、じゃあ早速潜るか」
「うむ。私もこのような経験は初めてなだけに、ちょっと興味深い」
お互いに小さく頷き、早速とばかりに海へと潜っていく。
シュコー、シュコーというシュノーケルを空気が通る音。
……ぶっちゃけ、俺の場合は空気とか必要ないからいらないと言えばいらないんだけど……この辺は様式美というものだろう。
そんな風に考えながら、早速岩にへばりついているサザエを発見。1個、2個、3個と獲っていく。
ただ、個人的に欲しいアワビは岩にくっついているせいか見つけにくいんだよな。
この辺は慣れとかが必要なんだろう……お、ウツボ発見!
空間倉庫から銛を取り出して一突き。胴体を貫通すると、銛へと絡みついてくる。
そのまま網の中にウツボを入れ……再び俺は海の漁へと戻るのだった。
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