マブラヴ
1041話
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だろう。
基本的に学生時代の友人は学校を卒業すると次第に疎遠になっていくってのはよく聞くが、それは元3-A組に限ってはいらない心配だろう。
ホワイトスターの超包子とかにも良く行ってるみたいだしな。
まぁ、それでも長瀬のように高校卒業後に就職したという形になれば、気安く集まる事も出来ないのだが。
実際、今日も長瀬はここにはいない。本来は来る筈だったのだが、何やら実家の方に顔を出さなければいけないということで、少し遅れてくるという話になっている。
「そうだな。折角の海なんだし、ちょっと貰おうか。冷たいリンゴジュースとかあるか?」
「はい、これ」
レモン達の方へと歩いて行くと、クーラーボックスで冷えた缶ジュースが投げ渡される。
正直、俺の空間倉庫を使えばクーラーボックスとかはいらないんだろうが、海らしくないって事でこんな風にクーラーボックスを用意したらしい。
確かに空間倉庫は便利は便利だけど、俺がいないと使えない以上はやっぱりクーラーボックスを用意したのはいい判断だったのだろう。
リンゴジュースを開けて口に運び、レモンの隣へと腰を下ろしながら空へと視線を向ける。
夏だけあって気温も高く、恐らく30℃近いだろう。それでいて雲1つなく、空は抜けるような青空だ。
まさに海水浴日和。……敢えて難点を挙げるとすれば、日差しが強い為に日焼けしすぎるんじゃないかって事か。
一応日焼け止めの類を塗っていたり、寧ろ日焼けしたい者はサンオイルを塗っていたりするのだが。
「うーん、やっぱり皆で来て良かったわね。これぞ海! って感じだわ」
そう言いながら、パラソルの下で大きく伸びをするシェリル。
ビキニの下にあるのは、銀河中を虜にしたプロポーション。それが強調される様子は、もしもシェリルのファンがここにいれば色々な意味で妄想……いや、暴走するだろう仕草だ。
そんな風に思いながら見ている俺に気が付いたのだろう。シェリルは悪戯っぽい笑みを浮かべながら、腕で胸を挟み、その豊かな双丘を強調する。
「あら? なあに? もしかして私の身体に見惚れてたの? 毎晩しっかりと味わってるのに」
「……それはそれ、これはこれって奴だな」
「ふーん。……今夜は色々と刺激的な夜になりそうね」
「シェリル、一応子供とかもいるんだから、あまり教育に悪い事はしないの」
苦笑を浮かべつつ告げるマリューだが、そのマリューもビキニで俺達の中でも最大級の双丘を包んでおり、教育に悪いといえばシェリルには負けていないだろう。
にしても、こうして見るとマリューってのは色々と反則だよな。その優しそうな美貌に、見る者が思わず息を呑むかのようなプロポーション。PS装甲を開発したり、技術班のNo.2を任されるだけの有能さ。シロガネの指揮を執
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