第二部 さらば黄巾、よろしく英雄
え、なんなのこれ
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言えばぽいな。関羽と張飛は無理だが。
「玄徳さん。絶郎でいいですよ。」
俺の名前だが、最初は六郎にしようと思っていたら一郎がそれはまずいと言われてしまった。
長が末弟ってのも可笑しいからゼロ→絶からの絶郎!ぱーぱかぱーん!となったのである、まる
一気に厨二臭くなった。
「先ほどは失礼しました。義勇兵とは知らずに…」
「あぁいいですよ。お互い水に流しましょう。」
謝ってもらったので許すわ。何か関羽が警戒してるけど、敵意を向けてるわけではないので良しとする。
とりあえず飯を奢っておいた。金なさそうだし、てか無いんだろう。
伯珪殿にどう会おうか悩んでたってことは、兵を集める金とかないんだろう。張飛とかよだれ垂らしながら腹ならしてるし。あ、関羽に怒らてら。
「ありがとうございます!調度路銀が尽きてしまって…」
申し訳なそうに謝りながらも、もしゃもしゃと飯をくらう劉備。
もしかして俺が劉備を支援した商人のポジションにいるのかも知れない。…いや集めまくった商人のなかに混じってしまったのかな?
だとしたらすまn……いいえ!謝りません勝つまでは!
「何と戦ってんだ俺…」
「はい?」
「いえいえ…こちらの話です。」
劉備一行には「今の世を救うために立ち上がった同志ですから」と言い飯を奢ったのは気にしなくていいと言うと、超喜んだ。めっさ喜んだ。
単純ね君たち。関羽も警戒解いちゃってるし、張飛は「かっこいいのだー」と言いながらお替りを頼んで関羽に怒られた。だいたい役割わかったわ。
ちなみに兵達にはおこずかいを渡して遊ばせてる。修学旅行みたいだと思いました(小並感)
「ではそろそろ行きましょうか。」
「はい!白蓮ちゃん、元気かな〜?」
まるで友達の家に行くみたいなノリだ。いや真名で呼ぶくらいだから友達なんだろうけど。
スキップしながら進む劉備を困ったように見つめる関羽を横目に見ながら俺たちは城に向かうのであったとさ。おしまい♪
(…これって武将が皆女とかいうオチなのか?)
さすがにそれはない(断言)
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