Another21 超特訓
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を打ったのは、コロモンの次の一言だった。
コロモン[……みんなの期待に、応えられなくて……ごめんね……]
太一「コロモ……っ」
コロモン[ブイモンも…ずっと特訓してくれたのに…]
ブイモン[気にすんな。誰もあんなことになるなんて思わないって。事故だよ事故。な?]
太一「…事故なんかじゃない。俺が1人で突っ走ったからだ。そうだよな空、ヤマト」
ヤマト「ああ…あ、いや…」
空「うん……あっ、いえ……」
思わず肯定してしまい、焦る2人。
太一「俺、焦ってた。デビモンとの戦いとか、ブイモンが戦ってんのに全然役に立てなくて…そしてようやく紋章を手に入れて、ようやく足引っ張らなくて済むんだって…そう思ったら…」
アインス「焦りは判断を曇らせる…正にその通りだな」
大輔「太一さん。戦っているのは太一さん1人だけじゃないんです。」
ロップモン[1人の力は皆のために、皆の力は1人のために!!だよ]
ブイモン[……エテモンも吹っ飛ばされたのは不幸中の幸いってやつだな。皆、少しでも進もう。]
太一「悪かったな、皆…………ごめんな、コロモン」
誰も責める気などなかった。
ヤマトが何も言わず太一の肩を叩く。
やり方はどうあれ、太一はコロモンを信じ、期待してくれたのだ。
コロモンもそれを分かっていたからこそ、静かに微笑んだ。
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