Another21 超特訓
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
太一「グレイモン、俺はお前を信じてる!!進化するんだ。グレイモン!!」
その時、太一の紋章が輝いた。
オレンジ色の輝きではない血のような禍々しい輝きがグレイモンを。
そしてグレイモンは、姿を変えた。
より巨大で、より禍々しい姿へと。
大輔「あれは…スカルグレイモン!!?」
エテモン[ええ!!?ちょ、どういうことよこれ!!?]
ゴールドブイドラモン[暗黒…進化か!!?]
アインス「デジメンタルアップ!!」
ロップモン[ロップモンアーマー進化!ビットモン!!]
ビットモンにアーマー進化し、太一をスカルグレイモンから離す。
あまりにも巨大なスカルグレイモンに、敵のグレイモンは一目散に逃げ出した。
だが、僅か一歩で距離を詰められ、グレイモンは片手でいとも簡単に払いのけられた。
吹き飛んだグレイモンはエテモンと激突。
すると、スカルグレイモンはグレイモンとエテモンに追撃を放った。
大輔「やばい!!みんな逃げろ!!」
スカルグレイモンのミサイルはグレイモンを消滅させ、エテモンを吹き飛ばした。
アインス「…っ!!」
スカルグレイモンの完全体離れした破壊力に思わず戦慄してしまうアインス。
大輔「…っ、昔も思ったけど、単純なパワーだけなら究極体に迫るかもしれねえ…!!ゴールドブイドラモン、スカルグレイモンを元に戻すんだ!!」
ゴールドブイドラモン[任せろ!!ブイブレス…]
必殺技を繰り出そうとした瞬間にゴールドブイドラモンの進化が解除された。
ブイモン[あ…くそ!!大輔!!もう一度ゴールドブイドラモンだ!!サジタリモンでもいい!!]
大輔「よし、デジメンタルアッ」
言い切る前にスカルグレイモンはコロッセオから飛び出した。
大輔「しまった!!」
大輔達も外へと向かう。
何度も何度も、ミサイルを撃ち上げるスカルグレイモン。
呆然となる子供達の視線の先で、エネルギーを使い果たしたスカルグレイモンはコロモンへと戻ったのだった。
そして無言のまま、コロモンに歩み寄る。
アインスはコロモンを抱き上げ、怪我がないのを確認すると、太一に渡した。
アインス「安心しろ、怪我はない。ただエネルギーの過剰消耗による疲労だ」
ブイモン[大丈夫かコロモン?]
コロモン[うん……でも、みんなに…酷いことしたみたい……ごめんね…]
悲しそうに、悔しそうにコロモンはぽたりと涙をこぼした。
大輔「お前のせいじゃねえよ。勿論太一さんのせいでも。太一さんもお前も皆のための行動だったんだからな。空回りしちまったけど」
無言の太一の胸
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ