Another21 超特訓
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アインス「大丈夫か?何故こんなところにケーブルが…」
幸い丈は砂まみれになっただけで怪我もなかったため、気にせずに子供達はそこを離れた。
エテモン[ストーップ!!!!]
モノクロモンに牽かせた笑天門トレーラーを急停止させ、エテモンはパソコンを弄る。
エテモン[アチキのネットワークに反応があったわ!!L7エリア……コロッセオの近くね]
[…御機嫌ですね]
エテモンが子供達を追いかけるべく休みなしで虐待レベルにモノクロモンを爆走させながら探していたことが幸いしたようだ。
エテモン[当然よ!!アチキを馬鹿にした報いを受けさせてやるわ!!]
喧嘩ふっかけてきたのはそちらなのに理不尽である。
子供達が辿り着いたそこは、古代ローマ風のコロッセオだった。
かつては賑わっていたのだろうそこも今はすっかり寂れ、不気味なほど静かだ。
だがそれに不似合いな真新しいオーロラビジョンとサッカーゴール。
アインス「怪しさ大爆発だな」
ロップモン[だよね。]
大輔「よし、皆で手分けして紋章を探しましょうか」
全員【はーい】
ロップモン[(誰がリーダーか分かんない)]
その時、アグモンが苦しげに尻餅をついた。
太一「どうした?」
アグモン[もう動けない。ちょっと休ませて…]
太一「何だよ、しっかりしろよ!!」
アインス「休ませてやれ、動けない奴に無理させても邪魔にしかならん。お前達、それらしい物を発見次第、声を上げろ。散開!!」
パンッ!!
アインスが手を叩くのと同時に全員が紋章探しを開始。
大輔「えっと、確かルカの場合は…いや、ルカのことが適応されるとは限らないし…」
ブイモン[えっと…確か昔話で聞いたよな…えっとゴールの石畳の下…じゃないか?昔、丈が偉そうに言ってたじゃん。丈の癖に]
大輔「なる程な、タケル、パタモン。石畳を退かして、穴掘るの手伝え」
タケル「え?何で?」
大輔「こういうレアアイテムってのは、何もなさそうなとこにあるような物なの」
タケル「あ、そうだよね。ゲームでもレアアイテムって見つかりにくい所にあるし」
パタモン[石畳を退かしてここを掘ればいいの?]
大輔「ああ、頼む」
ブイモン[紋章よりチョコがいいな]
大輔「紋章よりチョコかお前は?」
石畳を退かして、穴を掘り始める大輔、タケル、ブイモン、パタモン。
そこに太一がやってきた。
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