Another20 惨劇
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ン[いや別にいいし]
ロップモン[もう行っていい?]
台詞に割り込むブイモンとロップモン。
エテモン『せめて最後まで言わせて頂戴!!ああ、もう。色々ありすぎたせいで、もう訳分かんなくなっちゃったわ。取りあえず消えなさい!!ダークネットワーク!!!!!』
エテモンが叫ぶと、地面から黒い亀裂のようなものが浮かび上がった。
バチバチと放電するそれは、何かに触れた瞬間に大爆発を引き起こす。
アインス「むう、中々の威力だな…」
空「感心してる場合ですか!!みんな、進化を…」
デジモン達は進化しようと構える。
だがエテモンはフフンと笑った。
エテモン『そうはさせないわ!!ラブ・セレナーデ!!!!!』
セレナーデとは、本来、夜想曲や小夜曲などに訳されるドイツ語である。
18世紀ごろに発達した娯楽的な性格の強い多楽章の管楽合奏曲である。
一般的なイメージとしては、夕暮れや満月の美しい夜に、窓辺に腰かけている恋人や美しい女性、准ずる親しい人を讃えるために、ギター片手に演奏されるようなロマンティックな曲、もしくはその情景を称して指す。
断じてロックでギターを掻き鳴らし、シャウトするようなものではない。
しかし、進化の光に包まれていたブイモン達が突如、進化がキャンセルされた。
ダークケーブルの加護を受けているエテモンの必殺技であるラヴ・セレナーデは、本来戦意喪失しかない筈の効果を大きく上回り、デジモン達の進化を阻害するというとんでもない性能にまで向上していたのだ。
進化が出来ないことに太一達はようやく紋章の重要性を再認識する。
大輔「仕方ないな。ブイモン、やるぞ」
ブイモン[はいはい]
やる気なさげにゴールドブイドラモンにアーマー進化。
取りあえず、エテモンがいそうな場所に向かってブイブレスアロー。
エテモン『ウキャアアアアアアア!!!!』
多分直撃したのかどうかは不明だが、それなりにダメージを与えられたのか映像が消えた。
大輔「さあて、行きますよ」
太一「あ、はい」
ヤマト「わ、分かりました」
取りあえず太一達は大輔達を敵に回さないようにしようと誓ったとか。
そして大輔達に案内された太一達は模様のある場所にまで向かう。
太一が、突き当たりの太陽の紋様が描かれた壁の岩に触れた時、オレンジ色の光が辺りを照らし出す。
その岩は光を発しながら大きさを変え、指先で摘まめるほどのサイズにまで縮んだ。
大輔「紋章、太一さんのですね」
太一「俺の紋章?」
アインス「紋章だけではない、デジメンタルにも変化が」
大輔「
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