第二十六話 日高中佐!作者はお茶が好きだ!!その五
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「私が主人公の作品を読みたいならば作者にお願いを出せ」
「そっちに俺達出ますかね」
「この作品だけで終わりたくないですね」
ちゃっかり二人も悪田部のお毀れにあずかろうとしている。
「作者の作品世界って実は全部つながってますから」
「短編、長編関係なく」
「だから俺達もそっちの方に出られるか」
「それが大事ですね」
「おそらく君達はだ」
悪田部は自分も出ようという二人にこう答えた。
「最初の方で美女とそうしたことになるがだ」
「ええ、菊地秀行先生の作品の展開ですね」
「いきなりハードな絡みですね」
「その美女が実は異形の者でだ」
「喰われたり同化されたりですね」
「そうなるんですね」
「そうなる、尚作者は麻紀絵さんが好きだ」
妖獣都市シリーズ初期のヒロインだ、人妻でもある。
「私はその美女と絡みだ」
「俺達は、ですね」
「最初でそうして死ぬんですね」
「そうなるだろう」
「それじゃあ出る意味ないですね」
「正直願い下げです」
「ではやはり最後までか」
その菊地秀行先生の作品の主人公達の様にだ。
「なりたいか」
「あと悪役ですね」
「あの人の作品悪役は最後までいけますから」
「もうヒロインとかととことん」
「そういうのもいいですね」
「では君達は悪役になる」
悪田部が主人公となる作品が書かれた場合はというのだ、尚その作品が書かれる予定は今は全くない。
「私の手下としてな」
「ああ、手下ですか」
「まあそれでも最後まで出来て生き残るならいいです」
「酒に女の人、金は絶対ですから」
「その三つさえ楽しめたら」
完全に煩悩のみの二人だった。
「そうした作品にも出たいですね」
「ああしたバイオレンスとハードなエロ」
「もっともそんな作品十八禁ですけれど」
「それでも出たいですね」
「そうだな、そうした作品に出るのもいいことだ」
自分達がだ。
「この作品ではそうした作品ではないがな」
「ですね、健全ですからね」
「健全な教育作品ですから」
「エロもあくまで健康」
「水着や下着位ですから」
「それで君達が今回買う写真集、DVDはどの人のものだ」
悪田部は二人にボーナスのことを尋ねた。
「一体」
「そうですね、今回は」
「誰にしましょうか」
二人も言われてここで一緒に考えた。
そして三分位考えてから悪田部に答えた。
「優香さんですかね」
「あの人でしょうか」
二人が挙げたのはこの人だった。
「胸大きいですし」
「あのお顔がまたいいんですよね」
実にいいエロスだというのだ。
「ですから」
「あの人にします」
「そうか、わかった」
悪田部も二人の言葉に頷いた。
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