兵隊を作ろう!初級編
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時は流れ半年!俺たちはぁ!生き残っていた!
「うんまいぞぉー!」
どんちゃんぱふぱふ。
ぶっちゃけた話、俺のガバガバの突撃!田舎のご飯!は成功した。
本当に何もなかった。朝は農作業、昼は狩とか建築、夜は鍛錬(意味深)と何とも平和だった。
つーか村を広くし過ぎた(笑)これいつぞやの賊を馬鹿にできないな。
人が足りねー。
「うう…俺、頭についいぇきてよかかたお…」
「何語だそれ?」
「飯もあるし仕事も家もある!あとは女がほしい!」
「女とかどうでもいいけど、家が余ってるのがまずい。」
調子に乗って作りすぎたわ。空家ばっかだぞ。
まぁこれで最低限はなんとかなった。あとは人だ人。まさか良い村作るだけで満足するわけにはいかない件。
ここを国の中心にしないといけないのだ。家も平屋ばっかだし。
「なぁじいさん、商人とか寄ってくことあんのか?」
「そうですねぇ…たまに来ますよたまに。」
「アバウトだなぁ…」
横文字に突っ込まれなくなってきたな。まぁ意味は解かってないだろうな。
宝石とかいらねぇから、さっさと軍資金にしたいんだよなー。あと職人とかほしい。
壁とか立てたけど、土と木で作ったもんだしなぁ。武器も銅の剣×5しかない。あ、自作の石槍20本あったわ。
「馬とか羊ほしいなー。野生でいないかなー。」
「熊とかイノシシとかはいるんですけね…あ、ウサギもいました。」
「ん?ウサギ?」
ウサギ…ッッ!それは甘美な響き!そうだコイツも食用で家畜化させてたことあったな!
餌はサツマイモの葉とか余ったもん食わせときゃいいし、繁殖性が高いぜ!プレイボーイ!
「よっしゃ!三郎!四郎!檻つくるぞ!」
「な、何でですかい?」
「ウサギを家畜にすんだよ!あいつら頭良いからしっかり作れよ!でっかいのな!」
「へ、へい!おいやるぞ!」
「おうよ、任せて下せぇ!」
アイツらも俺流に慣れてきたな。即行動だ。
一郎と次郎は俺とバニーちゃんを捕まえに、五郎とじいさんは見張りと戸締りだ。
これが主な役割分担だな。言われなくてもできるようになってほしいもんだ。
そそくさと見張り用に立てた塔に登っていく弟分をを見ながらそう思った。
「あ、やべ。殺しちまった。」
これで7匹目である。ほ、保存食だから(震え声)
不器用すねと一郎たちに笑われた。屈辱である。狩は得意なんだけどなー。
「てか思ったんだけど、こんなに捕まえても世話できなくね?」
「奇遇すね。おいらもそうおもってやした。」
という訳で何匹か逃がす。試験的に4匹くらいでいいか。めっちゃ増えるって聞いたことあるし。
手に負えなくなった煮て食うか。絶対うまいだろこいつ等。
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