第一部 雷神現る
拠点を作ろう
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「ここがあの女のハウスね!」
「は、はうす?」
村に着いた。めっさ遠かった。半日も歩くなんて僕聞いてない。
でもコイツ等は平気そうだ。体力があることは良いことだ。基本徒歩なんだろうな。
そりゃ体力あるわ。
「おーこれが村か、ボロボロだな。」
「頭、コイツは…」
村は荒らされていた。これがこの時代のデフォなんかなーって思っていたが違うようだ。
これはチャンスだな。運がいい。
「お、じいさん!景気はどうだい?」
「……ごらんの有様だよ。」
俺のジャパニーズドリームトーク(意味不)にレイプ目で答えるじいさん(推定61歳)
生き残りはこのじいさんだけみたいだな。あとは死体だけだ。死後数日ってところかな。
死体は有効に使わせて貰うか。銃チートは基本でしょ?
「この村貰うぞ、じいさんにも働いてもらうからな。」
「え?え?」
「おら立て!片付けからだ!走れ走れ!」
「は、はいぃ!」
後ろで展開について行けずに奴らにも指示を出し、働かせる。
こんな散らかってちゃ、何ともならん。7人でやれば早く終わりそうだ。
こうして初日は片付けで終わったのだ。
「ふぅ、綺麗になったな。」
朝になり食事をすます。あたりを見渡すとすっかり綺麗になっていた。
死体は森の方で埋めといた。何か動物の糞が落ちてたので探すとイノシシやら熊がいたので狩っておいた。これで食事のほうは何とかなりそうだ。さすがにこの状態から作物育ててたら1年は間違いなくかかる。
川もありそうだし、水田も作れるな。いけるいける。
「おい、一郎。余った肉は塩かけて干しとけ。あ、このヒモやっから上手いことやっといてくれ。」
「い、一郎?」
「お前の名前だ。あと次郎、三郎、四朗、五郎な。よろしく頼むぞ。」
小さくへいと言うと颯爽と走ってった。小声で「字をつけてもらえた…」とか言ってた。
喜んでくれたようで何よりだ。字ってことは中国か、おk把握した。
「ところでじいさん。何でこうなったが教えてくれ。」
「はい、これは…」
元気になったじいさんは顔を歪ませながら話してくれた。
ま、要点はこんな感じか。
・賊がやってきた
・賊の数は50人ほど馬は2頭いた
・男は殺せ!女は犯せ!
・ご飯は貰っていきますね^^
以上。
はいはいテンプレテンプレ。まぁ被害者からしたらたまったもんじゃないけどな。
所詮他人事だしな。同情はするけど。
じいさんは襲われた時のことを思い出したのか俯きながらプルプルと震えていた。
多分もうこないだろうな。皆殺しだし、たぶんじいさんは運よく生き残ったパターンかな。
「なぁ、この近くに他に村はあんのか?」
「
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