暁 〜小説投稿サイト〜
Angel Beats! the after story
海と恋のラプソディ
夏旅行! 初音 project
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甘い甘い声で許しをこう元凶。

「ったく、次はちゃんと予定を合わせてくれよな」

「怒って悪かったなゆりっぺ。強引なやり方はこれからは控えてくれ」

ご覧頂けただろうか……許してしまったぁ〜……。

さてここで俺たちが知らないことを質問する。

「何泊するつもりなんだ?」

「みんなが満足するまでよ」

案の定、ちゃんとした答えが返ってこなかった。つまりは一週間以上という可能性もあるという訳だ。

「どこに泊まるんだ?」

「椎名さんが働いている旅館の分館があるらしいからそこにお世話になるわ。ちなみにお金は直井くん持ちよ」

「音無さんのためなら安いです!って直井先輩言ってましたよ」

決して悪いやつじゃないだけど、国会議員として大丈夫なのか?

「ん?そういえば初音はどこだ?」

「初音ちゃんは岩沢さんたちのロケバスに乗ってるわよ。さすが有名人よね、ロケバスを借りるんだもの」

ガルデモメンバーと藤巻たちはロケバス。椎名は分館で待っているらしい。さて、残すは直井だが……。

「ふっふっふ。僕はここですよ音無さん」


助手席から顔を出す直井。

「てめぇそんなところにいたのか!」

「許さんぞォォ!」

「そうだぞ直井。やりすぎはよくない」

「貴様らを拉致るのにいくらかかったと思っている?後々請求してもいいんだぞ?あっ、音無さんは違いますよ!妹さんにどうしてもと言われたのだ渋々、特殊部隊を出動させたんです」

渋々特殊部隊を出動させるのもあれだけどな。だがまぁ初音の頼みを断ってたら死刑執行だったけどな。

さすがに請求には敵わないらしく日向と野田は不満な顔で引き下がった。


そらから着くまでは席替えをしてかなでと楽しく楽しくお喋りに花を咲かせましたよ。どうやら水着を新調したらしいからこれだけでも、十分行く価値ができた。


「おっ、みんな海が見えてきましたよ」

TKに言われて窓からの景色を見ると大海原が広がっていた。

「うひょぉおお!!海ですよ先輩!」

「ああ!!海だ!!」

「綺麗ね」

「まったくだ!」

「音無さんすごいですよ!」

「本当にすごいな!」

ここ数年、海に行っていない俺のテンションはMAXである。かなでたちのテンションも高まっており、各々の目には早く遊びたいという抑えきれない気持ちが出てきている。



無事に旅館に着く。本館と大きさや豪華さを比べると劣ってしまうが、それでも海の近くの旅館ということで潮風によって薄くなっている塗装が趣を感じさせる。

駐車場には岩沢たちが乗ってきたであろうロケバスがあった。
荷物をおろし旅館の中に入ると、岩沢たちがフロントで待っていた。


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