暁 〜小説投稿サイト〜
Angel Beats! the after story
海と恋のラプソディ
夏旅行! 初音 project
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けないし。
あぁ〜かなでの水着が楽しみじゃあぁ〜〜!!!

「それはね……」

バタンッ!と強くドアを開けた音が聞こえたと思ったら、窓ガラスが割れSAT並の高スペックの装備をした連中が侵入してきた。

「今からだよ、お兄ちゃん」

「捕えろ」

聞き覚えのある声の命令により統率のとれた動きによって、瞬く間に捕らえられる。

「対象確保!クリア」

「こちらドア。近隣の住人の買収、クリア」

「こちら105号室。大家買収、クリア」

縄で縛られ、口を塞がられ、目隠しを付けられる寸前に見えた光景は……初音と直井がハイタッチをして喜んでいる姿だった。

「連れていけ」

「「「ハッ!!!」」」

もうヤダこの国会議員……。









なぜかヘリコプターでも護送車でもなく見に覚えのあるミニバンに乗り込んでいた。

「音なっちゃん起きたようだね」

「あ、ああ。ところでどこに向かってるんだ?」

思い出した。このミニバンはTKが買ったという新車である。散々写真を送られてきたため悪印象だったし。

「どこってそんなの海に決まってるじゃない」

「そうですよ音無さん」

「記憶障害ですか音無先輩?」

前の座席からひょっこりと顔を出したゆりとかなで&ユイ。とりあえずユイは……気にしないでおこう。

「やっぱりか……」

直井への殺意がピークに達しているのだが、まぁそれは置いといてだ。

「───なんで日向と野田は縛られてるんだ?」

縄で縛られ口を塞がられていた。必死に解こうとドタドタ暴れてたと思うとこちらを向き、塞がられ口を動かし何かを伝えようとしていたが、大いに想像がつくため嫌でも分かってしまった。

「椎名さんが来るって聞いたら逃げ出そうとしたから、こうしたわ」

「サークルで遊ぶ約束をしてたので拉致って来ました」

二人とも南無。

「私はやめた方がいいって言ったんですけど、ダメでした」

「何言ってるのよかなで。あんただって音無くんが来るって聞いたから講義休んできたんでしょ」

「そ、それは言わない約束だよ!違いますよ音無さん!」

座席から身を乗り出しての抗議をただただ可愛いと思っている。愛でるということを覚えた俺であった。




「ハァハァ、助かったぜ音無」

「感謝する」

とりあえず解放する。

「許さないからな!ユイ!」

「さすがに俺でも怒ったぞゆりっぺ!」

日向なら兎も角、野田がゆりっぺに対して怒るなんて……天変地異が起こるぞ。ま、それほどの悪行ってことだろう。

さて、このご立腹な二人をどうするのか……。

「「ごめんね?」」

顔の前で手を合わせ、
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