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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
無限時計を追え!!
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妖精の尻尾(フェアリーテイル)にて

六魔将軍(オラシオンセイス)か・・・えらいことになっちゃったなぁ」
「それで先代が、評議院に呼ばれてったんか」

俺たちはギルドに戻り、マカオさんたちにも今回のことを話した。本当に厄介なことになっちゃいましたね。

「我々は、ニルヴァーナの一件で奴等と絡んでいる上、別の脱獄事件もあったからな」

エルザさんがそう言う。別の脱獄事件って、評議院脱獄されすぎじゃね?

「7年前よりたち悪くなってやがったぜ」
「こちらは手も足も出なかったわねぇ・・・」
「7年前も最初は似たようなもんだったけどね〜」

グレイさん、シャルル、セシリーがそう言う。そういえば7年前も最初はものの見事に惨敗したような・・・

「俺は、何も出来なかった・・・チクショー!!」
「気にしなくていいよ、俺もだから」
「そこは気にしようよ〜!!」

落ち込むロメオを元気付けようとしたら、セシリーに突っ込まれた。

「それに、元はといえば私が・・・」
「ミッシェルのせいじゃないってば。この間ナツも言ってたでしょ?お父さんが、もっと詳しく事情を伝えておいてくれればよかったって」

自分を責めるミッシェルさんにルーシィさんはそう言う。

「そもそも、どうしてルーシィさんのお父さんがあの時計に関わることになったんでしょう?」

ウェンディが素朴な疑問を聞いてみる。しかし、ルーシィさんの答えは、「わからない」というものだった。

「謎の解明は後回しだ。今の我々が成すべきことは、六魔将軍(オラシオンセイス)を探し出し、無限時計を取り返すことだ」

エルザさんの言う通りですね。今はあれこれ考えてなんていられない。

「とにかく行くぞ!!あちこち探し回りゃあその内どっかであいつらと出くわすかも知れねぇだろ!!」
「ダメだな。今回は作戦立ててから動くべきだ」
「なぬーっ!?」

今にも飛び出して行きそうなナツさんにグレイさんが冷静に言う。二人はそのまま顔を近づけて睨み合う。

「やる気あんのか!?考えたぐらいじゃどうにもなんねぇだろ!?」
「やる気の問題じゃねぇ!!てめぇの頭は頭突きにしか使えねぇってのか!?」

二人はそのまま殴り合いを始める。それを見ているジュビアさんはグレイさんを応援している。果たしてこれでいいのだろうか?

「皆さん、イライラしてますね」
「手をこまねいているしかないもの、仕方ないわ」
「うん、しょうがないよ〜」

ウェンディは皆さんの様子を見てそう言い、シャルルとセシリーが答える。

「不在の者も多いしな」
「ギルダーツとラキも遠出してっからなぁ」
「こういうときだ。一人でも多い方がいいのだが」

エルザさんとマックスさんがそんな話
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