第7章 大魔闘演武編
剣咬の虎
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ブラシも必要じゃ!!ほれ!!!!」
老人はブラシをシャンディーに渡す。
「始めるぞ!!!」
「ほ、ほーい・・・。」
「返事は、はいだ!!!」
「は、はい!!(ふへーー・・・何か大変な事になったよ・・・。)」
シャンディーは心の中でそう思うのだった。
夕方・・・
「ふえ・・・終わったぁ・・・。」
「だらしない!ったく・・・ほれ。」
「?」
「依頼料じゃ。大切に使うんじゃぞ?」
「!はーーーい!!!」
「伸ばすんじゃない!!!」
「はい!」
「ふん・・・。」
「・・・ところで、1つ聞いていい?」
「何じゃ?」
「お爺さんは聞いた話じゃ、よくこの街で掃除してるんでしょ?
何でなの?」
「・・・いつも街が綺麗だとは限らん。
わしのような者がいないと、汚くなってしまうからの。それだけじゃ。」
「・・・。(それだけじゃないね・・・ただ、魔力な無くても、町ためにできる事もしている、
そんな気がする・・・・・・。)」
シャンディーは心の中でそう思うのだった。
「ほれ、もう子供は帰れ。」
「はい。お爺さんバイバーイ!!」
シャンディーは手を振って、老人と別れた。
少しして・・・
「シャンディー!」
「コージにウェンディ!助かったよぉ〜・・・。」
シャンディーはコージに近寄る。
「何だよ?」
「僕もう疲れた・・・。」
「ドラゴンなのにか?」
「人間の姿だと、疲れやすいんだよぉ・・・・・・大掃除大変だったし、
お爺さんはうるさかったよ・・・お願い、おんぶして〜・・・。」
「はぁ・・・まったく。」
俺は仕方なく、シャンディーをおんぶした。
「助かるよぉ・・・・・・。」
「シャンディー?」
「スピィー・・・。」
「寝ちゃったみたい。」
「やれやれ、困った奴だ。」
「よっぽど、お仕事で疲れたみたいだね。」
ウェンディはそう言い、シャンディーの背中をさする。
「いい経験だったかもな。」
「お疲れ様、シャンディー。」
俺とウェンディはそう言う。
「ねぇ・・・こんな感じだと・・・」
「ん?」
「何か・・・・・・大人になって、
子供居たらこんな感じなのかなって・・・思っちゃって・・・////」
ウェンディは少し顔を赤くなり、そう言った。可愛いやつだ。
「かもな。いつか俺達そうなるし。」
「も
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