暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダムSEED PHOENIX
PHASE-01 怒れる瞳
[7/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、ザフト兵はデュランダルをかばってその場に倒れ伏せる。

「カオス、ガイア、アビス!?」

どういうことだ、あれはザフトの新型のはずだ。そういう思考が一人のザフト兵からありありと見て取れる。

「まずハンガーをつぶす!モビルスーツが出てくるぞ!」

「ステラ、お前は左」

「わかった」

3機のガンダムは散開、それぞれが目標に向かって攻撃を開始する。

『ガイア』は『バクゥ』を彷彿とさせる四足形態に変形してビーム突撃砲を斉射、ハンガー内の『ゲイツR』を爆破。

『アビス』は連装砲でMSハンガーを吹き飛ばす。

『カオス』はビームライフルを連射し、式典用のジンを撃ちぬいていく。

ザフトも黙ってみているわけではない。まだ襲撃をうけていないハンガーでは、モビルスーツの発進が急がれていた。

「発進急げ!」

「6番ハンガーの新型だ!何者かに強奪された!」

『ジン』が、『ガズウート』が、『ディン』が、次々と迎撃に向かう。

「モビルスーツを出せ!取り押さえるんだ!」

「なんだと!?」

知らせを聞いたデュランダルは驚きを隠せない。

カガリは、アスランの手を借りて立ち上がっていた。

「新型…?」

その視線の先には、カリドゥスでハンガーを潰すアビス。

「あれは!」

「ガンダム…!」

カオスがミサイルでハンガーを潰していく中、ルナマリア・ホークとレイ・ザ・バレルは自分たちのザクに乗り込むため急いでいた。

その時、ザクのハンガーを守っていたゲイツRがビームの直撃を受けて爆散、ハンガー内のザクは倒れ、コクピット周辺はがれきで埋まってしまった。

「ああっ!?」

「くっ…」

苦虫を噛み潰したような表情でザクを睨むレイ。

「姫をシェルターに!エヴァンスは!?」

「はっ!…代表、こちらへ!」

「…カガリ!」

「なんとしてでも押さえるんだ!ミネルバにも応援を頼め!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「…アーサー!彼を!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
シェルターに急ぐカガリ達の目の前で、カオスがビームサーベルでジンを撃破。それを見てアスランはカガリをハンガーに押し込めてなんとか事なきを得るが、ジンの爆風によって案内役のザフト兵が吹き飛ばされてしまった。

「ああっ…」

「くっ、こっちだ!」

カオスと反対方向に逃げ出すカガリ達。だがその前に変形したガイアが躍り出る。

「くそっ!」

ディンとの戦闘に入ったガイアを見て、トラックの後ろに身を隠す二人。

「なんで…なんでこんな…」

その時、ガイアのグリフォン2ビームブレイドで切り裂かれたディンがハンガーに墜落
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ