PHASE-01 怒れる瞳
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-アーモリーワン内某所 新型MS収容ハンガー―
ザフト軍人たちが準備作業でてんやわんやになっている頃、ハンガーに入ってくる五人の人影があった。
彼らは一人が肩から下げていたバックからそれぞれのエモノを取り出すと、組み立てて実弾を込める。その中の一人、金髪の少女は、拳銃を一つと大型のナイフを装備し、ナイフを抜き出して刀身に自分の顔を映す。ナイフに映ったその顔は、まぎれもない”戦士”の顔であった。
数秒後、そのうちの三人がハンガー内に突撃し、少年二人は手持ちの銃を乱射する。
その凶弾の前に、ハンガー内の人間は一人、また一人と倒れていく。
「なんだ!?うわあああ!!」
「はあああああああっ!!」
空中で一回転しながら敵陣へ飛び込んだ少女は、拳銃で狂いなく相手の急所を撃ちぬくと同時に、反撃の銃弾をかわしながらナイフで相手ののど元を掻き切っていく。それは一寸の無駄もなく、洗練された兵士のモノであった。
「アウル!上だ!!」
横薙ぎにライフルを掃射しながら一人が叫ぶ。
その声を聞いた少年は後ろを振り返ることも無く、背後上空から自分を狙っていた兵士を撃ち殺していく。
「はっ!」
一人が銃を撃ちながら手りゅう弾を投げる。その爆発によって、ついにその場の戦闘可能なザフト軍人は全滅してしまった。
「スティング!」
「よし、行くぞ!」
少年の声を皮切りに、三人はそれぞれその場に有った三機のモビルスーツに乗り込んでいく。
起動すると、『Generation Unrestricted Network Drive Assault Module 』(頭文字を取って『GUNDAM(=ガンダム)』)、「無制限のネットワーク駆動世代の強襲モジュール」とOSが表示される。
「どうだ?」
「オーケー、情報通り」
「…いいよ」
「量子触媒反応スタート、パワーフロー良好!」
「全兵装アップ、オールウエポンズ、フリー」
「システム、戦闘ステータスで起動」
3機のガンダムが持つツインアイが光を灯す。そして、それぞれが力強く立ち上がっていく。
3機が揃うとヴァリアブル・フェイズシフト装甲(以下VPS)を展開し、ハンガーの外へ。
その時、かろうじて生きていたザフト兵が警報ボタンを押したことで、アーモリーワン内に警報が響き渡る。
「ッ!?」
「警報!?」
「どうした、6番ハンガー!?」
「なんだ!?」
その時、6番ハンガーから7条の光線が撃ちだされ、正面ハンガーに待機していたモビルスーツを破壊した。
「うわああああああああ!?」
爆風によって吹き飛ばされる作業員たち。
「カガリ!」
「議長!」
アスランはカガリを
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