Another18 学習
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子供達が海に向かうと、鯨を思わせるデジモンがいた。
ブイモン[ホエーモン…?]
ロップモン[何でここにホエーモンがいるの?]
ホエーモン[あなた方が選ばれし子供達ですね?私はホエーモン。ゲンナイの命により、あなた方を迎えに来ました。]
アインス「ゲンナイから?そんな馬鹿な。あれに学習能力があるだと!!!!?」
大輔「信じられねえ」
ミミ「2人共、それ酷くない…?」
ミミが思わず言ってしまうが、普段が普段だから仕方ない。
丈「迎えに来てくれるなんて、ゲンナイさんっていい人なのかも!!!!」
丈は知らない。
本来の歴史では放任主義全開のゲンナイにより、筏で行く羽目になることに。
ヤマト「疑ったりして悪いことをしたな…」
大輔「(それ多分、本来通りなら絶対思いませんよ)」
その通り。
数時間前のサーバ大陸。
なのは「ユーノ、早く行こうよ」
ユーノ「うん、でも急がなくてもゲンナイさんの家は逃げ…るかもね」
なのは「だよね、保身のための行動ならデジタルワールドNo.1だもん」
ユーノ「にしても…」
なのは「何?」
複雑そうなユーノの表情になのはは首を傾げた。
ユーノ「いや、何か子供時代のなのはに呼び捨てされるのは違和感あるなって」
なのは「あ、そっか。昔は“ユーノ君”だったもんね。何なら昔に戻そうか?」
ユーノ「いやいいよ。何か新鮮だし」
そして何の変哲もない池に辿り着いた。
普通なら見過ごしてしまいそうだが、実はこの池の中にゲンナイの家がある。
つまりこの中なら何が来ようとHECCHARAなのだ。
自分だけ安全地帯にいるのは何か腹が立つ。
なのは「もう、ゲンナイさんは本当怠け者なんだから、いつかアマゾン川に連れてってピラニアの餌にしてあげるんだから」
深い溜め息と共に放たれた物騒過ぎる発言。
ユーノはなのはの肩に手を置いて、彼女を止め…。
ユーノ「まあまあ落ち着いて、そんなことしたらピラニアが食中毒起こしちゃうよ。せめて身体中に重石をつけて深海に沈めるくらいで勘弁してあげようよ」
止めなかった。
寧ろ嫁より残酷である。
すると低い地鳴りの音を響かせ湖が割れていく。
それはさながらモーゼの十戎の如く。
ユーノ「何か…前に見た時よりも派手になってない…?」
なのは「あはは、こんなことする余裕があるならちゃんと大輔さん達をサポートすればいいのにね、あの耄碌お爺さん」
ウィザーモン[全くだ]
ユーノ「ウィザーモン、テイルモンは?」
ウィザーモン[大丈夫、今
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