マブラヴ
1038話
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、確かにネギま世界が唯一魔法がある世界であり、その魔法を使った転移装置があるという点でも色々と特異な世界であるのは間違いないが。
もっとも、そこまで一般的じゃなくても魔法的な要素って意味だとギアス世界のギアスやら遺跡やら、OGs世界のラ・ギアス関係とかがあるんだが。
それでもネギま世界程広く使われている訳じゃないのは事実だ。
個人的にはラ・ギアスのルオゾールとかシュウ、サフィーネが使う、デモンゴーレムとか、ルオゾールの機体の攻撃を無効化するような奴とかはかなり興味あるんだけどな。
手数という意味では、ぶっちゃけメギロートよりもデモンゴーレムの方がお手軽だし。
……ただ、実は一番興味深いのはサイバスターのポゼッション……憑依現象だったりする。
確か風の精霊が機体に憑依する事によりとんでもない力を引き出すという奴だった筈だ。
そして俺は混沌精霊であり、ニーズヘッグの操縦にはT-LINKシステムが多用されている。
この辺を考えると、似たような事が出来てもおかしくないんだよな。
もっとも、パイロットの消耗が激しいとかそういう問題もあるか。
それと、ラ・ギアスにおいては精霊の種類が純粋になればなる程に高位精霊という扱いになる。ガディフォールが風系低位・砂塵に対して、サイバスターが風といったように。
その考え方でいくと、俺の場合は混沌精霊という形である以上は高位精霊という扱いにはならない気がする。
基本的には炎で、そこに影とかその他諸々の要素が混ざっている感じだし。
「初めての宇宙がギアス世界だったのは、ある意味幸運だったかもな」
「……何で?」
気分を変える意味でも告げたその言葉に、円が首を傾げて答を促してくる。
「実験を始める前のミーティングでも言ったと思うが、ギアス世界では宇宙開発が殆ど進んでいない。つまり、それはスペースデブリとか、視界を遮るようなコロニーみたいな建造物とかがないって事だ」
勿論それは他の世界からしても、些細な違いでしかないだろう。
だが、それでも……こうして円や美砂が生まれて初めて生で見る宇宙の景色だ。その少しでも綺麗な光景を見せたい。
そう思うのは、2人を恋人としている俺の傲慢だろうか。
まぁ、傲慢でも構わないと言えば構わないんだけどな。そもそも、シャドウミラーの代表として幾つもの世界を纏める立場にあるんだから、多少傲慢でもなければ務まらない。
それに本当の意味で傲慢だったりするのなら、今の様に他の世界と共存するのではなく支配するだろう。それこそ、ヴィンデル率いるシャドウミラーがOGs世界で最初に企んだ時のように。
それをしないだけでも、俺はそれ程傲慢ではないだろう。
それに、そのように傲慢な性格であれば恐らくレモンはともかくコーネリア、マリ
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