Another17 耄碌爺
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ェントと呼ばれるわしのような存在なんじゃ』
光子郎「この世界が僕達の世界のコンピュータ・ネットワークを基に!!?信じられない…」
丈「じ、じゃあ僕達はつまり、パソコンの中にいるってことかい?テレビゲームやパソコンゲームじゃあるまいし、にわかには信じられないなあ。頭が痛くなってきたぞ…」
ゲンナイ『厳密にはお前達の肉体をデジタルワールドに適応出来るようにデータ化して、この世界におる』
太一「えっと…つまり…どういうことなんだヤマト?」
ヤマト「お、俺に聞くなよ…」
アインス「ふむ、簡単に言うとゲームのキャラクターに近い存在になったと考えればいい。限りなく人間に近いデータだとな」
タケル「ゲームのキャラクター?」
アインス「そうだな、イメージ的にはそうだ。しかしデータ化したとしても怪我をすれば痛みを感じる。つまり取り返しのつかない怪我をすれば命に関わることも変わらないということだ。データだからといって過信はいかんぞ過信は」
チラリと大輔以外のメンバーを見遣れば、上級生組は投げやりになりかけていた自分を鑑みてぞっとしていたらしい。
変な沈黙が漂う。
タケル「えっと…僕達はどうやったら元の世界に帰れるの?」
アインス「(ナイスだ高石)」
ゲンナイ『それはじゃな…』
ザザ…っと映像が揺らぎ始めた。
ゲンナイ『いかん、通信が…サーバ大陸へ来て敵を倒してくれ。選ばれし子供達よ。選ばれし子供達なら出来るはずじゃ…』
光子郎「こ……、来いと言われても場所が分かりません」
太一「そこかよ!!?」
ゲンナイ『あ、すまん。地図をすぐに送る。それからお前達にこれを転送する』
光と共に太一達の元に転送されたのは、かつての太一達の必須アイテムのタグであった。
しかも今回は9人分。
ミミ「何これ?ペンダント?」
ゲンナイ『これはタグと言ってな。これに紋章というアイテムをはめることで、アグモン達は完全体に進化させることが出来る』
紋章とタグを映す。
アグモン[僕達が完全体に!!?]
ゲンナイ『大輔とアインスはデジメンタルのことを考えて、2人の紋章は他の物とは違い、進化持続時間の延長の効力を持っておる。』
大輔とアインスのパートナーデジモンはアーマー進化主体だ。
元々進化持続時間が短いゴールドブイドラモン、マグナモン、ラピッドモンに進化するには喉から手が出るほどに欲しい。
大輔「ゲンナイさん。俺少しだけあんたを見直したぞ」
アインス「ああ、本当に少しだけ見直した」
ゲンナイ『…すまん、そろそろ本当に通信が…後は頼んだぞ選ばれし子供達よ…サーバ…陸…』
キィン、と高くハウリングのような音が響き、それに驚いた皆が閉じた目を開け
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