聖戦の行方
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エルザ!!」」
ナツさんとルーシィさんは頼もしい仲間の登場に声をあげる。
「弱い者いじめしてんじゃねぇよ!!コラァ!!」
「「グレイ!!ジュビア!!」」
「あれ?なんでリオン?」
ハッピーもリオンさんを見て驚いている。なんであの人ここにいるんでしょうね。
「やな予感がしたから急いで来てみりゃ、この様かよ」
「うっせぇ!!ここから本番だったっつうのにしゃしゃり出て来んなっつうの!!」
グレイさんとナツさんはどこにいてもどんな状況でもケンカするんですね。
俺たちは、バイロを囲むように全チームが部品を持って集結する。ロメオが部品を指さしているのを見ると、ナツさんたちも部品を見つけたようだな。
「というわけで、我々は5つの部品すべてを手にいれた。残るは、貴様たちがルーシィから奪った針のみ。渡してもらおう」
「ならば取り戻すのみ、妖精女王」
「この人数を相手にか?」
エルザさんは笑いを含んだ声でそう言う。たった一人で、俺たち全員に勝てるわけがない!!
「時計は我らが全て集めて封印し、管理する。大人しくそれを渡せ!!」
「渡すわけにはいかんな。無限時計は元々ゼントピアの所有物。我らが管理する宿命にある」
バイロのその言葉に同じレギオン隊であるココさんとダンも驚いている。仲間が知らないなんて、なんで教えてないんですか!!
「あなた方はこれに深入りしすぎた。覗いてはならぬ闇を覗いてしまった。もはや、生きて帰ることも許されぬ!!」
バイロがそう言うと、針が光出す。呼応してるんだな。
「ぬかせ!!行くぞ!!」
俺たちは全員で一斉にバイロに魔法を放つ。あいつの魔法は魔法の無力化。でも、これだけの人数だったらいけるでしょ!!
「笑止!」
バイロは杖を振る。すると、俺たち全員の魔法が消えてしまった。
「なんだと!?」
「これか!!オッサンの言ってたのは!!」
「この数でも!?」
俺たち全員の魔法を無力化したバイロに動揺を隠せない。
「魔法が効かない!?」
「ギルダーツが言ってたのはこういうことだったのか」
「すごい厄介な相手ですね」
ウェンディ、カナさん、俺はバイロの魔法を見てそう言う。
「何人同時に来ようと変わりはせん。私の前では魔導士は魔導士でなくなる」
バイロは無表情でそう言うが、でも相手が悪い。
「ならば仕方あるまい」
「素手でボコるしかねぇよなぁ」
だってあの人たちは魔法なしでも相当強いもん。それに俺らも加われば、圧勝ですね。
「来るがよい!!私は素手でも同時に50人は相手にできるよう訓練されている!!」
は!?どこのスーパー武術家だよそれ!!
「でもいいや!!」
俺たちは
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