聖戦の行方
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して食事をしてその日は眠りについた。
翌日・・・
「おお!!見ろ!!ここで休憩してくださいと言わんばかりのテーブルがあるぞ!!」
俺たちは部品を手に入れた魔導図書館から早朝に集合場所になっている遺跡へと向かったのだが、その途中でエルザさんが草原にあるテーブルを見つける。
「いいですね!!ここでお昼にしましょうか?」
ウェンディもエルザさんに賛成して楽しそうにそう言う。
「それはいいけどさぁ・・・」
「俺もお昼には賛成なんですけど・・・」
楽しそうな二人とは対照的に俺とカナさんは全然楽しくない。だって・・・
「「なんで私(俺)たちケツプリ団の着てる訳!?」
俺たちは昨日魔導図書館で戦った?ケツプリ団のユニフォームに全員が身を包み、なぜかお尻をフリフリしている。
「しかもなんで私たちに合うサイズがあるのよ!!」
「僕たち猫なのに〜!!」
シャルルとセシリーも自分たちにジャストサイズのケツプリ団ユニフォームを着ている。なんであんなサイズが存在するんだよ!!
「備えあれば憂いなし!!」
「だから何の備えなの!?」
お尻をつき出しながら言うエルザさんに同じくお尻で答えるシャルル。二人とも、実は楽しんでるだろ?
「お前のトラウマ克服のためでもあるのだシャルル」
「そうだよ〜!!我慢しないと〜」
「これで克服できるんですか?」
なぜかケツプリ団並みにお尻を振り続けているエルザさんとセシリーとウェンディ。ついでにシャルルもお尻を振っている。
「意外にみんなノリノリだね・・・」
「そうですね・・・」
しかし、俺は絶対にノリノリにはなれない・・・いや、ウェンディやエルザさんたちだけならまだよかったんだ。サービスショット的に。でも・・・
「なんで俺までこんな格好してるんだぁ!!」
なんで男の俺までこんな格好してるんだよ!!絶対おかしいだろ!!しかもこのユニフォーム、実はウェンディと一緒だし!!つまり猫耳付きなんですけど!!
「似合ってるしいいじゃない」
「そうだよ〜!!それにウェンディ的にはシリルのその格好見れて嬉しいんじゃない?」
俺はウェンディの顔を見てみたらこっちの方をガン見していた。それはそれで恥ずかしいんだが・・・
「そんなことより、人生初ピクニックに再チャレンジするからには、身も心も1つでなければならんのだ!!」
俺の悲しみをそんなこと呼ばわりされたけど・・・エルザさんの初ピクニックは面白そうだからよしとしておきましょう。
「そうかしら・・・」
カナさんはノリ気じゃなさそうだけど、エルザさんたちと一緒
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