第二十五話 田中中佐!本当にやったぞ路線変更!!その十三
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「中佐もそれがわかっているでごわすな」
「だからです」
「得た金は全て寄付しています」
「生活はあくまで日帝衆からの給与によるもの」
「それ故に」
「博打で得た金が悪銭でごわす」
俗に言われていることだ。
「悪銭で暮らすものではないでごわす」
「その通りです」
「やはり遊びで銭は手に入れるものではありません」
「悪銭で暮らすこともまた」
「人としてあってはなりません」
「それがわかった時に人は真の博奕打ちになるでごわす」
これもまた西郷の持論である。
「ではその真の博奕打ちにでごわすな」
「今回の戦いを任せましょう」
「悠木大将にも」
「お任せ下さい」
瞬は右手で敬礼をして応えた、その敬礼は陸軍衆のものだった。
「田中中佐と共に勝って来ます」
「頼んだでごわす」
西郷はその瞬を見送った。こうしてだった。
日帝衆の戦士達は大阪府庁の前に来た、そこにはもうジャスティスカイザーの二人がいたが彼等はというと。
悪びれない態度でだ、瞬を見て言ったのだった。
「何が主役交代だ!」
「他の登場人物が認めても俺達は認めねえ!」
「主役の座は死守してやるぜ!」
「どんな手段を使ってもな!」
「あと金、女だ!」
「酒も手に入れてやるぜ!」
まさにエゴ剥き出しだった、そしてこんなことも言うのだった。
「今回は雛形あきこさんだ!」
「あの人の写真集とDVDゲットだぜ!」
「やっぱりいいよな、あの人」
「観てたらくるものがあるぜ」
下半身にだ。
「胸だけじゃないからな」
「もう身体全体がいいんだよ」
「写真集を観てもDVDも観ても」
「どんなに疲れても元気になるぜ」
「あんた達の趣味って常に今のグラドルさんじゃないわよね」
意気込む二人にだ、瞬はこう突っ込みを入れた。
「AKBの人は置いておいて」
「仕方ねえだろ、作者がそうなんだからな」
「作者が好きなグラドルの人出してるんだよ」
「作者の好みなんだよ、全部」
「少し昔の人ばかりだっていうのはな」
「あれなのね、作者古本屋で写真集とか買ってるから」
ブックオフが多い、その通う古本屋jは。
「だから少し前にグラビアになってた人達ばかりなのね」
「そうだよ、雛形あきこさんだってそうだろ」
「かとうれいこさんとか眞鍋かをりさんもな」
「けれど今観てもいいんだよ」
「くるものがあるんだよ」
二人はこう瞬に話す。
「わかったな、だったらな」
「今回の勝負とっととはじめるぜ」
「作者ギャンブルの類は一切やらないから知識もないけれどな」
「ジョジョ第三部からの知識を使ってやるぜ」
「わかったわ、では中佐」
「はい」
髪を左から右に七三に流し独特の、嘆きの何とかみたいな外見の陸軍衆の軍服を着た男が瞬に応
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ