プロローグ
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いつからだっただろう?
俺が人から利用され裏切られるようになったのは?
ふと川神学園への入学試験に行く途中、俺、櫻井恒樹は考える昔のことを思い出すのは久しぶりだった何故ならこんな過去“思い出したくもない”と俺自信思っていたから
しかし思えば
「あのじいさんよく俺に学校こいとかいったなー」
と思った。それもそのはずだ
自分みたいなやつ学校なんて行く権利すらないからだ。
思い返す。”川神院総代”川神鉄心からの学園への勧誘を
その日はいつも通りだった。人を避けるため山の中で一人暮らしている。無論いるのは自分のみその日も暇でだらだら昼寝をしているた。いつまでもずっと一人、この暮しが続けばいいなと思っていた。
「今日もいい天気だ・・・・」
そういって縁側で静かに本を読んでいると、
「・・・誰だ・・・」
静かに呟いたそこには恒樹ただ一人、端から見たら独り言と思われるだろう、しかし、
「ほう、おぬし気づいておったか。」
横を見れば見知らぬおじいさんが座っている。
「・・・貴方は誰ですか?」
当然の質問をする。
しかし、こんな人里離れた山奥に来るのだ。
ただ者では無いことは確かだ。
「わしか?わしは川神鉄心じゃよ。」
「・・・は?」
え?は?何故に?
いや、ただ者じゃないにしろマジかよ!?
俺は内心驚いてた。
「ふぉふぉ、驚いたかの?」
「そりゃ川神院総代が横にいたら誰だって驚くよ・・・」
俺は内心考えていた。
何故こんなところに川神院の総代が?
こんな山奥に?見つからないと思っていたがとうとう見つかったなーと思ってしまう。
「・・・何故こんな山奥に?」
「気にするでない、ただの散歩じゃ」
いやいやいやいやいやいや!!
嘘が苦しすぎるだろ!?
ぜってーちげぇだろ!?
「本音を言うと?」
俺が質問すると
「気を感じとってきたんじゃよ。
お前さん不思議な気を感じるからのう。」
その言葉ではっとなる、
(しまった!気を隠すの忘れてた!!)
我ながら大失態だ。
「で?俺に何の用だ?」
「単刀直入に言おう、お主川神院に来る気はないかの?」
「だが断る」
うん、嫌に決まってんだろ、
何で誘ったし。
「なんで俺が行くんだよ、面倒ごとは嫌いなんだ。」
「バッサリ言うのう。」
当たり前だ。
そんなことしても意味がねぇ。
俺はもう修行しても意味がねぇ。
「ではおぬし川神学園に来る気はないかの?」
・・・・なんですと?
確かに学校なんて行ったことないから最近行ってみたいと思っていた。
「いいのか?俺みたいなやつが行っ
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