再会と再戦
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下のような通路があるだけで基本は空洞。俺は通路を踏み外してしまい、下に落ちそうになってしまう。
「ヤベッ!!」
カミューニさんは俺を助けようと手を差し出し、
ガシッ
俺の手をつかんだ。しかし・・・
「「あ・・・」」
実はカミューニさんの体も通路の上にあったわけではなく、二人とも床のない所にいる状況になっている。つまり・・・
「落ちるーーーーー!!!」
「どわぁぁぁぁぁ!!」
俺たちはさっき上ってきたところを横目に、エルザさんとウェンディがケツプリ団と戦っている下の階へと落ちていった。
ウェンディside
「31・・・32・・・」
ケツプリ団のリーダーさんは今、エルザさんに言われて腕立て伏せを100回しようとしているのですが、最初は勢い良く始めたものの、今ではすっかり勢いが衰え、今ではいつ倒れるかもわからないくらいの状態になっています。
「38・・・ガクンッ」
「「兄貴ぃ!!」
とうとうリーダーさんは力尽きて倒れてしまいました。大丈夫でしょうか?
「口ほどにもないな」
「大丈夫ですか!?」
リーダーさんの周りは汗でびしょびしょになっています。そこまでして真の悪としての威厳を見せたかったんですね。
「負けるものか・・・ケツプリ団のこだわりは・・・これだぁー!!」
リーダーさんはそう叫ぶとお尻を私とエルザさんに向けます。まさかこれは!!
「子分どもよーい!!」
「「へい!!」」
子分Aさんと子分Bさんも私たちにお尻を向けました。これはもうあれしかないですね!!
「「「ガスケツ!!トリプル!!」」」
「エルザさん避けて!!」
私は直接攻撃をさけるため、エルザさんに飛び付いて避けさせます。ケツプリ団の皆さんは、もうあれをガスケツをやる用意は万全です!!しかし・・・
「「うわぁぁぁぁぁぁ!!」」
「「「?」」」
突然頭上からシリルと誰か男の人の叫び声が聞こえてきました。ケツプリ団のみなさんはその声に反応し上を見上げます。
ドドンッ
すると、ケツプリ団の皆さんにシリルと天狼島で戦ったカミューニさんが降ってきて、3人は下敷きになってしまいました・・・だ・・・大丈夫でしょうか?
シリルside
「「いたたたた・・・」」
俺とカミューニさんは頭を押さえて起き上がる。全くカミューニさんと戦うといつも落ちるような・・・
「でもここならもう落ちる心配はないですよ!!」
「だな。全面に床があるみてぇだし・・・」
俺たちは一番下まで落ちたことでもう落ちる心配をする必要はない!!これで思い切り戦える!!
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