暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
Another16 決着
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
デビモンとの決着をつけるためにムゲンマウンテンに登る大輔達。
黒い歯車がいくつもいくつも、山の頂上へと吸い込まれていく。
ぐらり、地面が揺れた。

アインス「全員気を引き締めろ、来るぞ」

今までとは桁違いの障気が渦をまく。
鈍い音を立てて頂上の社が粉々に吹き飛んだ。

ミミ「きゃあああぁっ!!」

悲鳴をあげるミミ。
その視線の先、砕けた社の中から現れたのは…何十倍の大きさに巨大化した、デビモン。

パルモン[何よ、何であんなにおっきいの!!?]

レオモン[暗黒の力が凝集している…そのせいで巨大化しているのだ!!]

窮屈そうに長い手足を引きずり出し、風を纏って降りてくる。
その風圧は凄まじく、子供達は吹き飛ばされて岩壁に叩きつけられた。

大輔「痛てて…」

ブイモン[はっ、卑怯な戦法の次はでかさで勝負と来たか。今更そんな虚仮威しが通じるとでも?]

デビモン[虚仮威しか…流石だと褒めてやろう。これほどの力を前にしてもまだそれだけの口が叩けるとは。しかし貴様もここまでだ]

ブイモン[そいつはどうかな?確かに今のお前は今の俺からすれば血が騒ぐほどに強いけどな。借り物の力で俺に勝てるとでも?]

デビモン[ふははははは!!戦ってみればどちらが強いか分かるだろう!!貴様さえ倒してしまえば他のデジモンなど恐れるに足りん!!]

ブイモン[やれるもんならやってみろ。お前は俺がぶっ潰す!!行くぞ!!]

デビモン[望むところだ!!]

ライドラモンにアーマー進化し、デビモンと同時に動き出す。
デビモンは巨体であるにも関わらずかなりのスピードで動き出した。

デビモン[レザーウィング!!]

ライドラモン[サンダーボルト!!]

紅い光線と蒼い雷撃がぶつかり合う。
何度も何度も何度も。

デビモン[デスクロウ!!]

凄まじい勢いで伸びるデビモンの爪がライドラモンに掠る。

ライドラモン[っ!!ライトニングブレード!!]

デビモン[ぬうっ!!]

雷撃の刃もデビモンの肩に掠るが、再び撃ち合い。
ライドラモンにデビモンのパンチが炸裂。
少し吹き飛ばされながらも蒼雷弾を放ち、デビモンに喰らわせた。

デビモン[ぐああっ!!?]

デビモンが岩壁に激突し、即座に立ち上がる。
ライドラモンも体勢を立て直してフレイドラモンにアーマーチェンジしてデビモンを睨み据えた。

アインス「なるほど、デビモンめ、相当なパワーアップをしているな!!」

パタモン[ど、どっちが優勢だったんだろ?速すぎて分かんなかった]

ヤマト「今見たところではほぼ互角か?いや、巨体な分、デビモンの方がパワーが上か?」

空「スピードでは小柄な分、ブイモンの方が確実に上
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ