Another14 嫉妬
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レイドラモン[卑怯な真似を…!!]
大輔「やばいな、ダメージが蓄積したら流石に…」
ビットモン[キャロット爆弾!!]
爆弾をデビドラモンに投擲するが、デビドラモンは飛翔して射程外に。
ずるいと唇を噛み締めるビットモン。
フレイドラモンに加勢しようにもデビドラモンが妨害してくる。
こちらが攻撃しようとしたら、飛翔して射程外にという嫌らしい戦法を取ってくる。
アインス「まずい、何とかしなくては…」
アインスが呟いた直後であった。
複数の光がフレイドラモン、デビモン、デビドラモン、ビットモンに迫ったのは。
フレイドラモン、ビットモン、デビモンは回避に成功したが、デビドラモンには直撃した。
聖なる光の一撃は闇属性のデビドラモンには効果抜群で、一撃で粒子化した。
フレイドラモン[あいつは…]
ビットモン[エンジェモン……]
大輔とアインス、フレイドラモンとビットモンからすれば何度か見た姿。
しかし、あれは大輔達からすればとてつもない違和感を感じさせていた。
まるで自分達の知るエンジェモンの皮を被った別物だ。
フレイドラモン[お前、本当にパタモンか?]
エンジェモン[我が名はエンジェモン。デジタルワールドの秩序を守る者。]
紡がれた言葉はとても無機質で、そこにいたのは、成長期時代に蓄積された嫉妬などの負の感情を、善の存在であるがゆえに認めることが出来ずに、自分の信じる正義のために悪の存在のデビモンと、嫉妬の対象であったフレイドラモンとビットモンにも向けられていた。
今のエンジェモンにパタモンの面影はどこにもない。
フレイドラモン[それにしても…いきなり仲間に不意打ちを仕掛けるような卑怯な奴を仲間にした覚えはないぞ]
エンジェモン[私は善の存在。私はパタモンだった頃に蓄積された嫉妬や妬みの負の感情を持ってしまった。私は完全なる善の存在でなければならない。故にお前達を倒す]
大輔「どんな超理論だよそりゃあ…」
エンジェモン[いざ!!]
エンジェモンがホーリーロッドでフレイドラモンに攻撃を仕掛ける。
フレイドラモンはホーリーロッドの攻撃を受け流す。
フレイドラモン[俺からすれば今のお前もデビモンと変わらないけどな!!]
エンジェモンの顔面に蹴りを入れて吹き飛ばす。
タケルは今の状況に頭がパンクしそうになる。
デビモンは悪いデジモンであることは間違いない。
しかし何故フレイドラモンやビットモンに攻撃を仕掛けているのだろう。
確かにパタモンがいきなり光に包まれ、進化した時は自分との約束を破ったパタモンにどうしてと思ったが、今の状況では喜ばしいことだ。
しかし、何故こうなっているのだろうか?
エンジェモンの攻撃によって出来たフレイドラモンとビッ
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