暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
真の悪、再び
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
いたいものだ」

エルザさんは胸を張り、堂々とそんなことを聞くけど、あの人俺たちの目的忘れてないか?

「あ・・・あの・・・」
「私たちの本来の目的、忘れてませんか?」

俺とウェンディは暴走しつつあるエルザさんを止めようとする。

「いや・・・つまらん情報に踊らされておきながら、真の悪という輩を、私は許せんのだ!!」

なぜかエルザさんの正義の心に火がついてしまってた。

「徹底的に性根を叩き直してやる!!」

なぜかエルザさんとケツプリ団は火花を散らして睨み合う。仕方ない・・・ここは・・・

「カナさん、ここはエルザさんに任せましょう」
「「「え?」」」
「これはきっと、エルザさんの作戦だと思うんです」
「あの人たちをエルザさんが引き付けておくから、その隙に俺たちが部品を見つける、てことなんだと思います」
「そうかしら?エルザ本気すぎるでしょ・・・」

シャルルの言う通り、俺も自分でいっておいて違うような気がするが、ここはそういうことにしておきましょう。

「エルザの真意は別として、ウェンディとシリルの言うことも一理あるね」

カナさんは胸元に手をいれると、何かを取り出す。それを見てウェンディは顔を赤くしている。

「これを持ってて」
「ん?」

カナさんはウェンディに一枚のカードを手渡す。

「部品が見つかったら、これで連絡するよ」
「はい!!」
「もしかしてウェンディ〜・・・」
「残るの?」

セシリーとシャルルは心配そうに質問する。

「一応女神なので!!」

ウェンディは胸を張ってそう答える。

「もしかして・・・その格好気に入って・・・」
「いいからいくよ!!」
「わかった〜」

カナさんとシャルルとセシリーは走り出す。

「ウェンディ、気を付けてね」
「うん!!シリルもね!!」

俺はウェンディに一言そう言って、カナさんたちの後を追いかけた。














[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ