暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【東方Project】編
085 瑕疵(かし)無き屋敷
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ながら、また並列思考(マルチ)の1つをミナとの念話にあて、相互的に情報のやり取りをする。

『……で私はこれからどうしたらいいでしょうか? 今は【永遠亭】…で、良いんですかね──今は【永遠亭】が目と鼻の先に見える位地に居るのですが…』

目下の問題はミナの処遇。……この合流するの面倒臭くなりそうな気がする。……そう云う──マイナスな予感は当たり易いものである。

「(……ところでシホはそこに居るか?)」

『シホさんなら霊夢さんと相討ちになっていた様です。魔理沙さんと同じように【博麗神社】へと転移させておきました』

「(成る程…、把握した。……ところで話は変わるが木っ端妖怪≠フ様子はどんな感じになってるか判るか?)」

『妖怪の動向についてはまだなんとも言えませんね…。でも私の所感では大丈夫な気がします』

「(了解。もう霊体化してて良いぞ)」

俺がそう言うと、ミナは二つ返事の(のち)、幾秒かしてミナが霊体化したのが判った。

「……ここがお師匠様のお部屋です」

訊きたい事も大体終えたので、ミナと念話終え──念話の為に割いていた思考をシャットアウトして幾ばくか鈴仙の先導で廊下を歩いていると、やたらと豪奢(ごうしゃ)な装飾に目を惹かれる──戸が片側だけしかない(ふすま)の前に辿り着いていた。

「お師匠様、お客様がお師匠様にお会いになりたいとの事でお連れしました」

――「見ていたわ。……入ってもらいなさい」

鈴仙は戸の向こうに要る人物の返事に応える様に襖を開けた。

SIDE END
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