【東方Project】編
081 幻想郷でのとある1日
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人は外≠ゥら来たんだよな? ……だったら携帯電話≠チて持ってるか?」
「一応持ってるが…。……圏外だぞ?」
そう断りを入れ、魔理沙に平賀 才人≠セった頃に買った携帯を渡す。……云うまでも無い──そう言うべきなのか、幻想郷≠ナは圏外である。
「そのけんがい≠チて、何なんだ? お前以外の外の世界≠ゥら奴にも聞いた事が有るんだがどうも電波が〜♂]々で、要領を得ないんだが」
「……そう難しく考える事でも無いさ」
何やら、憤然としている魔理沙に俺が知っている携帯の──と云うよりかは電話の概要を掻い摘まんで説明してやる。
………。
……。
…。
「……えっと? つまりは携帯電話で遠くの人間と話す時は、その相手と繋いで貰う相手≠ノ繋がる必要が有るんだな。……で更に、その──その相手と繋いで貰う相手≠ノ繋げる為に電波が必要なんだな」
「……少なくとも、俺はそう覚えている。まぁ、他にもいろいろと有るんだが、今説明しても仕方ないだろうから──取り敢えず今は電話で遠くの人間と話すには電波が必要≠ニでも覚えておいてくれ」
「じゃあ、ここ──幻想郷で電波が無いのは…」
「その相手と繋いで貰う相手≠ノ繋がらないからだな。……で、繋がらないその理由は、その相手と繋いで貰う相手≠ェ幻想郷には居ないから──そんなところかね、多分」
……その相手と繋いで貰う相手>氛沒d波を掛けるのに不可欠な、交換局≠ェ幻想郷には存在してないのでここ≠ナ電話を普及させるのは少々骨が折れるだろう。
ほへぇ≠ニ云う表情を浮かべている魔理沙を見て、ちょうど良い塩梅だと思った俺は説明を切り上げたのだった。
SIDE END
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