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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico27-C竜の脅威〜The 3rd task force : Rebirth Dragon Wing And....
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た。アレも神器なんかシャルちゃんに訊こう思て目を向けると、杖持ちに斬りかかろうとしてたシャルちゃんが「そんな嘘! どうしてその神器がこんなところにあるわけ!?」驚きを見せて、動きを鈍らせてしもうた。
「えーい!」
太陽の杖を持ってる女の人が掛け声を発して杖を振るった。シャルロッテさん(やと思う)は咄嗟に“キルシュブリューテ”を掲げて盾として防いだけど、ピキピキってヒビが入る音がここまで届いた。
「ああ! せっかく新調したキルシュブリューテにまたヒビが・・・! タダじゃないんだぞ、まったくもう!」
「主はやて、月村!」
シグナムの切羽詰まった呼びかけ。ハッとして3人目の神器持ちの男の人へ視線を戻すと、わたしらを倒すための一撃――水の刃が3つと放たれ終えてたからすぐさまその場から離れる。
「シグナム! 杖持ちをお願い! そっちは私がやる!」
一人称のイントネーションの違いでイリスちゃんかシャルロッテさんか、の判別が出来る。今の一人称は、私、やったから、やっぱりシャルロッテさんの人格に交代してるんや。
「承知した! それでは主はやて達は――」
「シグナムと杖持ちの邪魔にならへんよう、他のリンドヴルムをどうにかするわ。それでええな? リイン、すずかちゃん!」
『はいです!』
「うんっ!」
シグナムが“レヴァンティン”に元から装填されてたカートリッジを取り出して、また別のカートリッジを装填した。そんで「行くぞ、レヴァンティン!」シグナムはひとり杖持ちの女の人へ向かって突撃してった。
†††Sideはやて⇒シャルロッテ†††
到底信じられない事態だけど、現代には存在しえないはずの神器が混乱の基点となってしまってる今回の事件。リンドヴルムっていう、ロストロギアを専門に蒐集する連中が絡んでいるのは確かで、神器の情報をもたらしたのは間違いなくシュヴァリエル。
(だからって神器を実際に見つけだして、実戦に投入なんて有り得ないにも程がある)
大戦時から数千年の今日、当時から存続してる世界も在る。とは言え、そこから神器を発掘とか。まぁ、ロストロギアも発掘したりして回収するって言うんだから運良く見つかるってこともあるんだろうけど。
疑問は尽きることなく。でも、そんな考えを今は横に置いておかないといけない。ミッドチルダに、神器を武装した兵を有する3チームが出現して、現在、私たち機動一課・臨時特殊作戦班は、連中への対抗戦力として同様に3つのチームに分かれて戦闘中。
(フィレスには概念兵装・虹の弓アルクスを任せた)
フィレス、その妹のセレスのカローラ姉妹は、先の次元世界と同じで魔術を扱える。しかも先の次元世界の生まれ変わりっぽくて、フィレスは魔族・メノリアとの融合の影響なのか即戦力
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