1部分:第一章
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場ではフランス軍には勝てませんから」
「彼等は戦場では無敵です」
「ですから村や町で、です」
「彼等に襲い掛かります」
「戦場で戦われない」
このことがだ。オーグルにとってはわからないものだった。それでいぶかしむ顔になってだ。そうして彼等に問うのであった。
「そうした戦いもあるのですか」
「私達も考えました」
「戦場では勝てないからです」
「ですから村や町で」
「彼等に攻撃を仕掛けます」
「それで戦争になるのですか」
まだわからないオーグルだった。
「そうした戦争が成り立ちますか」
生粋の軍人である彼にとっては戦場以外で戦うことは考えられなかった。だがそれでもゲリラ達に武器と弾薬を渡した。するとだった。
彼等はそれを使いだ。町に詰めていたり村を歩いているフランス軍に対して横から、そして後ろから攻撃を仕掛けた。そして攻撃を仕掛ければ地の利を活かしてすぐに消える。そうしたことを繰り返したのだ。
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