5部分:第五章
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何処にも移れないぞ」
「船はある」
彼等にまた話すカエサルだった。
「ちゃんとな」
「あるって。どんな船がだよ」
「そんなのないだろ」
「なあ」
「ちょっとな」
「それはな」
「いや、船はある」
まだこう言うカエサルだった。
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