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大統領の日常
本編
第三十四話 首都戦2
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ァァァアアア!!」
「トラディンス家秘伝の砲撃を!なぁめるなぁぁああああああ!!」
某ガラスの艦の砲雷長のようなセリフを言いながら機械を北斗の拳も真っ青の速さで操作すると次々に敵艦が爆沈していく。それに負けじと他の艦も砲撃を行って敵艦隊は混乱状態に陥っている。その時俺はほかの奴らのテンションに巻き込まれさすがに気分が高揚してきた。
「ふはははは!こいつはいいぞ!どこを見ても敵ばかりだ!!狙いをつける必要もない!とにかく撃てば敵にあたるぞ!!」
俺がそんなことを言ったのはそれを言いきった後だった。このセリフをいた本人の場合は部下がため息をついていたが、ここにいるやつらは完全に狂っているので”ヒャッハァァアア!!”とか”撃ちまくれぇぇええ!!”とか叫んでいる。既に俺たちを止めるものは誰もいない。秘書のティレーナもいないし、艦娘たちもいない。どっかの会議で押せ押せムードにしようとか言ったやつが最高にハイってやつになってしまったが、すでに止められないし、俺自身も色々と叫んでいるので手遅れである。

「新無憂宮まであと5分です!!」
どこからかその声が聞こえると艦橋の乗員のテンションが100をこえて120に達した。今にも波動砲を発射しそうな数値だが、実際に口から発射しそうで怖い。
「グラーフ・ツェッペリンU及びグラーフ・ツェッペリンV、ビュルガーブロイケラーに降下準備をさせろ!」

【グラーフ・ツェッペリンU、V、ビュルガーブロイケラー】
開発部の中のHELLSINGヲタクが中心となって建造した飛行船型強襲揚陸艦である。建造後は武装親衛隊所属となり、有事の際に迅速に移動できるようになっている。これは余談であるが、武装親衛隊の隊員は全員元ドイツ出身者かその子孫である。正規兵と区別がつくようにドイツ武装親衛隊の服装をベースに作られた専用の服を着ている。
見た目は普通の飛行船だが、ガスが入る部分は格納庫となっており、最新のエンジンが2基つけられている。両舷に6か所の射出口があり、そこから某ガン○ムのように出撃する。後部には車両用の射出口もあるため、戦車や装甲車も収容可能である。
武装はあくまで揚陸艦であるため、対空砲両舷5基と地上攻撃用爆弾投射機2基のみである。
収容人数は車両を乗せない場合は9000人車両を乗せている場合は8000人である。
ちなみに残りの13000人は内火艇にぎゅうぎゅうづめで入れられている。


どこぞのラスト・バタリオンが乗ってた飛行船に良く似ている、というかそのまんまなのだが・・・
まあいいや、戦争するところはロンドンじゃないけど、別にいいよね。

「新無憂宮までおよそ2分!」
「SS隊員諸君!!虐殺の夜が来た!諸君、殺したり殺されたりしよう。死んだり死なせたりしよう。サーチ・アンド・デストロイ!サーチ・
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