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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
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朝露の少女
第31話
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ユイちゃん??…解った。キリト、ユイちゃんをお願い??』
キリト『了解??』
そう言ってキリトとサチは、戦闘服に身を包んだ。キリトはユイを負んぶすると、サチと共に教会を出て、子供達が言ってた場所に向かった。
ーーーーーーーーーー
そこには、子供達を取り囲む<軍>の徴税隊らしき姿があった。数は10人くらいである。
『おやおや、保母さんのご登場か?』
彼等のリーダーらしきプレイヤーが、キリト達に反応した。
サーシャ『子供達を返して下さい??』
『別に返してもいいが、税金を払ってからな。』
『そうだ、お前等市民には、納税の義務ってもんがあるんだからな。』
『『『はははは……。』』』
サーシャは<軍>の徴税隊に言ったが、彼等の言い口から見て、簡単に返す気はない様だ。
すると…、
サチ『子供達を解放しなさい、さもなくば容赦しないわ??』
サチが前に出ると、愛槍の<マーキュリースピア>を装備した。
『ほーう、俺達を相手しようとは、いい度胸じゃあねぇか。』
サチの挑発に乗った彼等のリーダーらしき男が、武器を装備しようとしたその時…、
『ちょっと待てよ。青い戦闘服に槍装備…まさか、あいつ〈青の槍壁〉じゃあないか??』
『〈青の槍壁〉、攻略組の……??』
徴税隊の1人が、サチに気付いた。
『待てよ、攻略組がこんな最下層に降りて来る筈……』
『いや、確か数ヶ月前に〈黒の剣士〉と一緒にこの街に降り立ったって聞いたぞ。その時、そいつらを市民と勘違いした仲間が〈青の槍壁〉とデュエルしたら、そいつ……』
『そいつ…どうしたんだ?』
『デュエル後に……消滅したそうだ。』
『『『『『何〜〜〜〜??』』』』』
他のメンバーはそんな筈がないと言ったが、上記で言った通り、キリトとサチは以前ここに訪れた事がある。
その時、<軍>の徴税隊の一部とはち会い、金を払うよう言われたが、それに腹を立てたサチがそのリーダー格とデュエルした。その際サチは勝ったが、その時のサチは腹の虫が悪かったのか、手加減せずに倒した為、相手のリーダー格はデュエル後に消滅した。
その際、サチのカーソルの赤になったが、すぐにカルマを回復した。
因みに、この事実の知るのはかなり少ない。
これを聞いた徴税隊のメンバー全員が驚いた。
サチ『あの時は気が立っていたから、つい殺しちゃったけど。
もとより、あいつ弱過ぎたし……。
っま。そんな事はいいとして、あんた達もあいつみたいにしてあげようかしら?』
『『『『『≪ガタガタブルブル……≫』』』』』
サチの言葉を聞いた徴税隊は戦慄した。
下手をしたら、命はないと悟ったからだ。
仮りに勝負を挑もうものならタダでは済まされない。良くても半殺しにされるかされないか辺りである。
『相手が悪い、逃げろ〜〜??』
『『『『
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