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ダンジョンに転生者が来るのは間違っているだろうか
ついで
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で来るとは思ってなかったからね……」

「フッ、これもこの僕の美貌があったからこそ」

「はいはい。そうですそうです。あ、ハーチェスさん。紅茶どうぞ」

こんな感じでまったりとした時間が続く。

余談ではあるが、昨日の時点で俺の【ランクアップ】を報告してきた。
ルナファさんは僅か半年で【ランクアップ】を果たした俺に目を白黒させていたが、まあ報告は義続けられているため諦めてもらうしかない。
……もっとも、アンドロメダのところのように【ランクアップ】を報告しないファミリアもあるみたいだが。

で、だ。我が【バルドル・ファミリア】のランクがCからBへと引き上げられたのだ。
Lv6は数えるほどしかこのオラリオに存在しないため、当然と言えば当然……なのか?

だが、ランクに対して人数が少なすぎるため、やっかみも増えそうだ。【カーマ・ファミリア】とかうるさそうだ。
あそこの女神様、なんでかうちのバルドル様をきらってるんだよなぁ……

代表的なのがそこで、他にもうちをよく思っていない派閥はあるだろう。上位派閥というのはそれだけでいろいろと気にしなくてはならないのだ。

「ただいま〜」

と、そこでバルドル様が帰ってきた。
玄関まで出迎えると、【アスクレピオス・ファミリア】の団員が送ってくれたようで、バルドル様がありがと〜と手を振っているところだった。

「今度、回復薬(ポーション)とかいっぱい買わないとね」

「元からそのつもりですよ。あそことはいい付き合いをしたいので」

【アスクレピオス・ファミリア】は回復薬(ポーション)などを販売するファミリアで、零細時代から今までずっとお世話になっている。
主神のアスクレピオス様は好好爺なのだが、少し、というかかなりのエロ爺様であるため、団長であるフィーネさんも大変らしい。
曰く、最近は攻撃を避けるようになっているから困る、と。

閑話休題

「ところで、少し遅かったですね。何かありましたか?」

時計の針は既に九時を回っている。朝出掛けるときに伝えられていた時間を三十分ほど過ぎていた。

「ああ、それね。遠征にいくメンバーが二人増えたんだよ」

「そうなんですか?」

「うん。その二人分の食料とか色々買いに行ってたんだ」

さぁ、朝御飯朝御飯! と元気よく食堂へと向かうバルドル様。
今日の分の朝食だけはパディさんが用意してくれている。
ヒルさん達は先に食べて出ていったが、俺達は今から四人で食べるのだ。

「こうしてると、五年前みたいだよね」

席につくと早速バルドル様が切り出した。

「ええ。さっきもその話を少ししていたんですよ」

「あ、そうなんだ。意外と五年前って早いね」

「そりゃ|超越存在《デウスデ
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