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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
星空の鍵
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のノーヒントでこれから何を探せば・・・」

ルーシィさんの説明を聞いてグレイさんはそう言う。

「クル爺の予想だけど、この題名『TOMY DAUGHTER(我が娘へ)』を、アナグラムするんじゃないかって」
「それで、皆さんにも手伝ってもらおうと思って・・・」

ルーシィさんとミッシェルさんの説明で俺たちはそういうことかと納得する。アナグラム・・・文字を並べ替えるってことでしたよね?

「よかろう。まずは紙にでも一文字ずつ書いてみるか」
「だな」
「わかりました!!」
「頑張ります!!」

こうして俺たちは本の題名からヒントを得るため、アナグラムを開始した。ちなみに、セシリーとシャルルは・・・

「あんた・・・ドアノブ壊したでしょ?」
「ふぇぇ!?な・・・何のこと〜」
「とぼけないでよ!!」

二人はセシリーが壊したドアノブのことで盛り上がっていた。シャルル的には以前笑われた仕返しをしたいんだろうなぁ。どっちも子供だな。





























「だぁ〜!!それっぽいもんったってさっぱりわかんねぇ!!」
「お腹空いたね〜・・・」

俺たちが本の題名の並べかえをしていると、ナツさんとハッピーが入り口からこちらに入ってきて、広げられている文字を踏んでしまう。

「ん?なーに遊んでんだよ?」
「あ!!ナツさん!!」
「静かにしてろ」
「今考えてんだよ」
「あと紙を踏まないでください」

俺がそう言うと、ナツさんは「悪ぃ悪ぃ」と言いながら紙のない場所へと移動する。

「何?パズル?」
「アナグラムの解析よ」

ハッピーの質問にミッシェルさんが答える。

「アナグラ・・・ああ、あれか・・・」

ナツさんも理解したようだけど、本当に分かってるのか?

「まぁ、パズルみたいなもんよ」
「へぇ〜、面白そうじゃねぇか!!俺にも・・・は・・・は・・・ハクション!!」

ナツさんは大きなくしゃみをすると、俺たちの前に並べられていた文字がそれによって飛ばされてしまう。

「ちょっと何してくれるのよ!!」
「文字が全部飛んじゃったじゃ〜ん!!」
「今考えてたんですよ!!」
「すごい集中してたのに!!」

シャルル、セシリー、ウェンディ、俺がナツさんに文句を言う。てかナツさんの唾がかかったんですけど!!

「悪ぃ―――」

ナツさんが軽いのりで謝ろうとすると、その目の前にエルザさんが剣を突き立てる。

「「うわぁぁ!!」」
「何か閃きそうだったんだ!!」

エルザさんの顔は完全にキレていた。怖い・・・

「エルザさん目が本気ですよ・・・」
「顔がすごく怖いんですけど・
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